内容説明
この本は工学と理学の学部学生を対象として，応用数学や計算数学の立場から，研究から開発まで一生涯携わっていく仕事の基礎となる事項について非常に興味深くかつ体系的に導入を行っている教科書あるいは参考書である．
理工学を学ぶには，物理あるいは数学を中心として，すべてを見渡す方法があるが，本書は計算の数理を中心として理工学全般を学ぶのに適している． 著者のストラング教授は，優れた研究業績に加えて，MITにおいて非常によく準備されて学生に分かり易く非常に充実した講義をすることで有名である．
本書も，読み始めると息もつかせぬほど面白いと感じさせる迫力があり，その力で理工学全般の考え方を道案内している．（監訳者序文より）
目次
第1章 応用線形代数
第2章 応用数学の枠組み
第3章 境界値問題
第4章 フーリエ級数とフーリエ変換
第5章 解析関数
第6章 初期値問題
第7章 大規模連立1次方程式の解法
第8章 最適化と最小原理
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
120
すごいね。向こうの大学はうらやましい。こういう教科書は日本人は書かないですね。有名な教授の名前を冠する有名教科書らしい。例が豊富でわかりやすい。わからせようという気迫が伝わってくる。訳はちょっとどうかとも思うけど。2018/11/28
