内容説明
大きな支持を得て世界中の大学で教科書として活用されているMITの名物博士ストラング先生の線形代数入門書の邦訳である。初歩からはじめ、多くの演習問題を解きながら線形代数の本質の理解へと進めていく。後半では、線形代数の工学的側面にかかわる課題を、具体的な応用事例とその演習問題を解くことにより深く学べる。
目次
第1章 ベクトル入門
第2章 線形方程式の解法
第3章 ベクトル空間と部分空間
第4章 直交性
第5章 行列式
第6章 固有値と固有ベクトル
第7章 線形変換
第8章 応用
第9章 数値線形代数
第10章 複素ベクトルと行列
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kenji Hiranabe
1
MITのレクチャー動画、18.06 のStrang 先生の本(ファンレターを書いた)。 これは、線形代数の、「ファインマン物理学」だ!2020/03/29
ヨシツネ
1
優れている2018/06/02
Kei Iwasaki
0
6/10:本当に世界標準のなのかどうかは不明ですが、大学時代にイマイチ理解しきらずにいた線形代数を少し理解できました。しかし、久しぶりの数学書、矢張り時間はかかりました。2017/03/03
しゃけ
0
線形代数を概観して理解するには本当に良い本だった。強いて言うならページが多いのだけが難点だけど、この内容ならそれも大した難点では無い。2023/09/25