現場主義統計学のすすめ - 野外調査のデータ解析

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現場主義統計学のすすめ - 野外調査のデータ解析

  • 著者名:島谷健一郎
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 近代科学社(2018/08発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784764905436

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内容説明

フィールド調査統計の実践書!  統計分野で不可欠となる数理やデータ解析法を解説する統計スポットライト・シリーズの第1巻。  本書は統計数理学とフィールド生物学の双方が互いの現場に踏み込み,同じモノを見ながら新しい発想や発見に至る過程を3つの事例により紹介。統計モデルで得た知見がフィールド調査といかに統合しうるか体感できる実践の書。

目次

第1部 クマさんの桃源郷を探す
1.データを観ながら現場を歩く
2.データ解析して現場に行く
3.植物と動物のデータを重ねて現場に立つ

第2部 森林の長期研究
4.森林モニタリングデータと年輪データ
5.成長が好転した時点をみつける統計モデリング
6.現場で検証する統計モデルによる推定法とパッチ形成過程

第3部 クローンで広がるスズランの生活史
7.スズランのお花畑で浮かぶ疑問
8.果実が実る過程の統計モデル:最尤法と赤池情報量規準AIC
9 掘り起しによる地下情報とシミュレーションモデル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shin_ash

2
フィールド系の研究に対するデータとモデリングに関する解説。統計学の話はほとんど他書に譲ることでコンパクトにフィールドデータの扱いのキモを解説する。生態学がわかっていれば、もっと理解が深まっただろうがそこは致し方がない。統計学も生態学も門外漢であれば、イメージし難い内容かもしれないが、説明が丁寧なのでフィールドデータの苦労は伝わってくるだろう。IoTが発達した反面、大量の時空間データを捌くのは難しいし、相変わらず肝心なデータは収集が難しくサイズは小さい。この手の領域は古くて新しい領域なのだろう。細かい配慮は2023/12/12

にーにゃん8歳児@ボストロール

1
外だけ知ってても、数字だけ知ってても総合的な理解って難しくて、両方知ってる方がいいけど、数式アレルギーが・・・この本に出てくる数式もほぼわからなかった。からこその「つなげる」なのかも。2018/09/03

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