集英社学芸単行本<br> ウーマン

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集英社学芸単行本
ウーマン

  • 著者名:下村一喜【著】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 集英社(2018/07発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087816457

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内容説明

「この社会は男性が作ったものです」。そこに生きているすべての女性たちへ。女性を撮影し続ける当代一の写真家が「女性とはなにか」を解き明かします。女性同士が群れる理由は? 母親が娘にかける呪いとは? 女性が浴びる成長の洗礼とは? 女性はなぜ女性を裁くのか? そして、なぜ男性はイヤなおじさんになるのか? ……など日々モヤっと感じていたことに下村氏が痛快に解説。さまざま納得がいく、じっくり考えたくなる、女性でいることに自信がわいてくる。日本中のウーマンに、ウーマンと生きる男性たちに。稀代の耽美派写真家・下村一喜氏が贈る衝撃的女性論! 【目次】序文/一、男性は女性がこわい/二、女性は女性が嫌い/三、「さらされる」女性の成長/四、メタモルフォーゼは女性の大事件/五、選んでもらうことで生き延びてきた性/六、男性たちについて/七、明治の滅菌、大正の不埒、昭和の熱/八、女性は公開処刑された女性が好き/九、女性のマウンティング/十、ダメな男性にハマるのは、女性の大いなる特性のひとつ/十一、別に恋愛なんて、しなくていい/十二、母という呪い。母性の誤解/十三、フェミニズムの逆転/十四、『源氏物語』のウーマンたち/十五、『竹取物語』自己主張する姫はアウトサイダー/十六、ウーマンの幸せって?/十七、ウーマンのサクセスとはなにか/十八、津山事件・アナタハン事件・連合赤軍/十九、女性の最大の美点はなにか/あとがき/主要参考資料/著者プロフィール

目次

序文
一、男性は女性がこわい
二、女性は女性が嫌い
三、「さらされる」女性の成長
四、メタモルフォーゼは女性の大事件
五、選んでもらうことで生き延びてきた性
六、男性たちについて
七、明治の滅菌、大正の不埒、昭和の熱
八、女性は公開処刑された女性が好き
九、女性のマウンティング
十、ダメな男性にハマるのは、女性の大いなる特性のひとつ
十一、別に恋愛なんて、しなくていい
十二、母という呪い。母性の誤解
十三、フェミニズムの逆転
十四、『源氏物語』のウーマンたち
十五、『竹取物語』自己主張する姫はアウトサイダー
十六、ウーマンの幸せって?
十七、ウーマンのサクセスとはなにか
十八、津山事件・アナタハン事件・連合赤軍
十九、女性の最大の美点はなにか
あとがき
主要参考資料
著者プロフィール

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケロコ

10
【図書館】だから、何?2019/10/27

GX

4
「別に恋愛なんて、しなくていい」、「究極的な恋愛の相手は自分自身なのかもしれませんね」 それはそうだろうなぁ、とは思います。でも、「誰かに選ばれたい」、「誰かに認められたい」という要求があるからこその「恋愛」なんじゃないかな、「自分自身」を認めることができなくて、自己承認を外に求めたりする人にとっては、過酷な要求ではないのかな?みんながそんな感じなってしまうと、社会が成り立たなくなるのでは・・・とか、いろいろ思ってしまいました・・・2019/01/13

としき

4
「女性ってなんだろう?」何故、写真家がこんなテーマをかくのか?読んでみて納得!著者は常にカメラのファインダー越しに被写体を捉えている。カメラに映る姿を通した眼で女性を語っている。カメラを通すと常に女性は他者から選ばれるという立場にいる。だから、男性よりも早くから自分は自分という軸(主体的自我)と、もう一つ他者から見られる自分(客観的自我)という両軸を備えている。一方男性は客観的自我がないので、選ばれることも比較されることも極端に嫌う。お互い相容れない同士なら、互いにリスペクトしながら共存共栄するしかない。2018/09/15

akiᵕ̈

4
写真家さんらしい素敵な装丁。中性である筆者目線から捉えた、「女性って」なんですが、どちら側からも見えている筆者だからか、そんな思いで見てみるとおもしろいかも。源氏物語…確かにそういう意味では様々なウーマンが出てくる物語。その違いをふまえ、また改めて読んでみたくなります!男性を象徴していた1の時代が終わり、2000年代は、まさに女性の時代!しっかり女性を味わい尽くしていきたいものです♩2018/08/06

朧月夜

3
女は選ばれる存在、源氏物語が引用されているのが個人的に嬉しかった。 結局、女は何か、男と女は何か、と考えると源氏物語に行き着く。 竹取物語の姫は、源氏よりずっと昔の作品なのに、 男を選ぶ存在で、それが衝撃で、彼女は宇宙人なんだ、と捉えるしかないほど当時の人を驚かせた。 下村一喜さん的見解だけど、興味深い。 2018/06/23

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