図解でわかる 14歳から知っておきたい中国

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader

図解でわかる 14歳から知っておきたい中国

  • ISBN:9784778316358

ファイル: /

内容説明

中国は世界の多元化時代の
壮大な実験国家なのか! ?
巨大国家「中国」を俯瞰する!

中国脅威論や崩壊論という視点を離れ、中国に住む人のいまと
そこに至る歴史をわかりやすく図解!

14歳から読める! わかる!
カラー図解満載! !

【目次】
第1部 地図で知る巨大な国・中国
第2部 これが現代中国の普通の暮らし
第3部 中国社会の基礎 中国共産党について
第4部 中華帝国の栄光と屈辱
第5部 日中が触れたくない歴史の闇
第6部 大国中国の抱える問題

【「はじめに」より】
私たちは中国の歴史を、よく「大河のような壮大な流れ」と表現します。中国文明4000年の悠久の時の流れを、長大な黄河、揚子江(長江)に見立てての言葉です。
中国という大河は様々な流れを集めて常に変化し、幾つもの難所を通過します。異民族の合流、混乱と渦巻く激流、抵抗と決壊の繰り返し……。
こうした時々の難所と動乱を、地上の当事者からの視点に限って見れば、橋は落ち、道は崩れ、動乱の犠牲者が累々と屍をさらす酷薄な空間があるだけです。
しかし、視点をはるか上方に移して、ドローンのような目で見下ろせば、歴史の大河はその動乱を超えて、新たな流れをつくり、流れ続けていくのが見えてきます。
その流れの離合集散の形、本流となる流れの方向と規模そのものが、人々の生きる意志と、その未来への希望を物語っているといえるのです。
本書は、このドローンのような視点をもって、中国という巨大国家を解き明かしています。本シリーズの骨格である「図解=インフォビジュアル」という手法がそれです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネロ

18
単純に勉強となった。世界GDPの33%をも占めていた明の時代に戻りたい中国。建国の父にして大失策の毛沢東、民にも軍を差し向けるが経済大国に導いた鄧小平、今にも至る反日感情を育んだ江沢民などなど、まぁトップの歪みが半端ない国、中華人民共和国。一帯一路構想を推し進める現トップ習近平さん。日本はどう対応するべきなのか。どうか荒ぶらないでいただきたいものだ...2022/08/03

Eric

14
図が分かりやすい。情報は多少古いが今から読んでも参考になる。特に歴史パートや政治機構。日中が触れたくない闇にも切り込んでいてなるほどと感じる。2024/09/01

book_stock

13
中国の歴史や文化を知りたくて読んだ本。中国の文化・政治・歴史・日本との関係・抱えている問題が図解+文章で詳しく解説されている。今の14歳はここまで知っておかなければならないのか!?と驚くほどボリュームがあった。日本と中国の双方の歴史の闇を触れているのが良かった。監視網を巡らすためにAIの技術発展が早いという話はなるほどなあと納得。背景が知れるの面白い。2019/01/26

荒野の狼

7
本書は、ほとんどのページが見開きで一つの話題をカバーし、まずページの半分以上を占める図で大まかな概念をつかみ、簡潔な本文の説明で理解が深まるという形式。近現代の歴史をおさえた上で、中国の現在を多様な角度から明快に解説している。カバーしてあるのは、現代の情勢としては、世界における中国の位置(経済、軍事)、中国国内の民族、格差(都市と農村)、環境問題、医療問題、一人っ子世代、AI、黒社会、公共安全費、共産党の政治など。2021/05/15

りらこ

6
天安門事件が起こる前の中国に、度々行っていた。初めて見る、日本とは別の社会構造を持った国と人々の様子に、子どもだった私は驚く事ばかりだった。 現在の中国は、GDPも世界第2位となり、不動産の転売で都市部の住民は富裕層となっている。きっと今中国に行ったら、その変貌ぶりにまた驚く事だろう。 人口の多さと民族構成の複雑さと、地方格差。これらは中国ならではの問題と言えようが、それでもきっと変わらないのは沸騰しているかのような熱を帯びたあの人々の勢いと、乾いた空気。近くて違ってて似ている国、また行ってみたいものだ 2018/06/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13005646
  • ご注意事項