コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法

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コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法

  • ISBN:9784799323144

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内容説明

一橋ビジネススクールの「エグゼクティブMBAコース」で教える
問題解決の定石から新時代での応用までが、この1冊で学べる

21世紀のバリューを創っていくのは、問題解決のプロではなく、
何が価値なのかを、真善美の「善」に基づき判断できる人だ。


IQ重視のマッキンゼーとEQに勝るボスコン、世界の二大コンサルの問題解決の基本技とその限界を、
マッキンゼーのディレクター、ボスコンのシニアアドバーザーを務める双方を知る数少ない存在である著者が、
それらを超える価値創造の技術とビジネスの最新潮流と共に語る。

すでに語られ尽くされた感のある問題解決の定石の新たな活用法が豊富な事例とともに示される本書は、
新時代の問題解決の教科書としてビジネスパーソン必携の一冊である。

第一部 コンサルの基本技
1章 問題解決力
2章 課題設定力「論点思考」
3章 仮説構築力「仮説思考」
4章 インパクト力「インパクト思考」
5章 フレーミング力 MECEとロジックツリー
6章 フレーミング力 定番フレームワーク
7章 分析の切れ味
8章 ストーリーとしての戦略

第二部 一流コンサルのスゴ技
9章 大前研一の「ワープする脳」
10章 IQ・EQ・JQと「真善美」
11章 システム思考
12章 非線形思考

第三部 コンサルを目指す、コンサルを超える
13章 コンサルを目指すあなたへ
14章 コンサルを超えたいあなたへ
15章 社会課題を解決したいあなたへ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

37
堀紘一さんが日本代表を務めていたボスコンは、マッキンゼーとはかなり「芸風」が異なる。一プロジェクトに三年はかけることもざらである。担当コンサルタントは、クライアント企業の社内に入り込み、問題解決への道のりを手取り足取り、社員とともに試行錯誤しながら伴走する。そのなかで、クライアントの企業の人たちが、自分たちで気づいていくのを、辛抱強く待つ、というやり方をとるのだ。わずか三カ月で、あとはあなた方が実行してくださいね、と突き放すマッキンゼーとは大違いだ。マッキンゼーは、最初に答えを言う。2020/08/08

KAKAPO

37
コンサルの仕事は、機会発見・機会の最大活用・成長・価値創造の請負人。当初クライアントが相談してきた問題以外のところにこそ、表面に出てこない各企業に固有のさまざまな問題が潜んでいる。知りたいのは、その現象を引き起こしている本質的な問題だ。外から見ると、なぜそこに手をつけないのか?と素朴に疑問を持つような場所だ。しかし、内側の人間は、はじめから、そこには答えはないと決めてかかる。なぜ、本来やるべきことができないのか?これこそが、問題の本質だ。重要なのは、未来につながる新しい道を示し問題を成長機会に変えること。2018/09/04

アベシ

32
昔NHKで大前氏が企画した番組に当時NECの社長だった関本氏がゲストで出演した。関本氏が大前氏の意図とは違うことを言いお互いに見合った視線に火花が散ったような印象を持った。著者の名倉氏は大前学校の第1期生とも呼べる人だが、マッキンゼーとボスコンの両方のトップにいた方だ。マッキンゼーは3年に一度つきあいあとはボスコンと共に歩むと言われるように問題の解決にはそれぞれ違いがあるという。問題を指摘するためにWHY NOT YET?という問がだいじだという。この問いとともに問題を2✕2マトリクスに分解する軸を探す。2022/10/14

あまつ

20
社内改善に関連して探し、読了。 コンサルになるわけではなくても、関連した業務を行う場合は読んで損なしの一冊。フレームワークと思考法を頭にいれて進めるだけでも、今までと一線を画した改善になりそう。 WHY NOT YET? がやはりキモか。実践していく。2023/04/24

ちくわ

14
中小企業診断士として開業した後の助けになるかも?&アマゾンのプライムリーディングにあったという理由で読み始める。タイトルで『技法』と記されている通り、まさにコンサルのテクニック集であり、その解説やメリット・デメリットなどが非常に理解し易かった。世のエリートがマッキンゼーやボスコンに就職したがる理由が良く分かる一冊かと・・・。2023/10/21

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