- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
質問は「答えを引きだす」
質問は「思考力をきたえる」
質問は「貴重な情報を引きよせる」
質問は「状況をコントロールする」
質問は「人の心をひらく」
質問は「聞く力を向上させる」
質問は「人をその気にさせる」
部下指導、交渉、セールス、面接、取材、
家族との会話、そして“自分への問いかけ”etc…
あらゆるコミュニケーションは「問い」から始まる。
ビジネスコミュニケーションの名著、復刊です。
仕事でも私生活でも、成功の鍵を握っているのは、コミュニケーション能力。
それも、「何を言うか」ではなく、「何を質問するか」にかかっています。
著者のドロシー・リーズは言います。
“質問のしかたを変えれば、人生の焦点も変わる。
正しい質問をすれば、前に進み、困難を乗り越えることができる。
よりよい質問はよりよい答えを生み、よりよい答えはよりよい解決策を提供してくれる。
質問する力を向上させれば、家庭でも職場でも、人間関係を向上させることができるだろう”(17ページ)
IBMやメリルリンチほかアメリカの一流企業を指導するコンサルタントが教える、
質問力を磨くトレーニングブック! すぐに使える50の質問リスト付きです。
*本書は2003年に小社より刊行された『その気にさせる質問力トレーニング』を改題、再編集したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃん
24
質問の重要性は仕事でもプライベートでも普段から感じるところであるが、本書を読み、質問の大切さや質問の仕方について頭の整理ができた。「言いつける」文化から「質問する」文化への変化が必要であるという指摘はその通りである。「言いつける」上司の下で働くのはつらいものであるが、「質問する」文化のある組織で働いていると、仕事も楽しく充実した日々を過ごすことができる。そして、質問の力を身につけるには、やはり傾聴の力も大切。相手の真意を知り、いい質問をすることで、相手の心を開かせることができ、好循環が生まれるのであろう。2020/11/04
coldsurgeon
4
現代はコミュニケーション手段は豊富になったが、現実にはうまくいっているといい難い。コミュニケーションがうまくなるには、適切な質問を、適切なタイミングで行う必要がある。良質な情報を得るためばかりか、質問には相手の思考を刺激する面がある。思考を刺激する質問の力を活用すれば、活気ある組織をつくり、強固な人間関係を築く力もある。質問の力を活用するための具体的な方法が紹介されていた。2018/08/09
medihen
2
「質問」とか「問い」というものについて考えてみたくて読んでみた。この本は、質問することの実利的・実践的側面にフォーカスを当てている内容だったが、読後、「自分が本当に知りたいことはなんだろうか?」とか「次にどういう本を読むべきだろうか?」といった自問が浮かぶ効果があった。次は、対話を深めるための問いとは、であるとか、良い質問とは何か、といったことをもう少し突っ込んで考えるヒントとなる本を読みたい。2020/02/11
ぽんた
2
思考やコミュニケーションのベースとして質問の重要性を考えている。 7つの力として、答えを引き出す、思考力を鍛える、情報を引き寄せる、状況をコントロールする、人の心を開く、聞き上手になる、人をその気にさせるを上げている。 情報や答えを得るためだけでなく、人間関係の構築や交渉のためにいかに質問を使うかも考えている点が興味深い。 セールスの場面において、反論に対して質問として扱って対応することにより、ネガティブな状況にせず、ポジティブに話を進めていくというのは実践的で面白いと思った 2019/04/14
ごみくず
0
メモ。「思考活動は質問活動」他者から引き出す質問と、自問自答してPDCAを回すための質問がある。的確な答えを見つけるには、まず的確な質問をしなければならない。手に入れたいものは?誰に質問してるか?質問に適切な時間と場所は?この質問をすることによる影響力はどのようなものか?開いた質問、閉じた質問。2023/12/30