ティーンズ文学館<br> 劇団6年2組

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ティーンズ文学館
劇団6年2組

  • 著者名:吉野万理子/宮尾和孝
  • 価格 ¥1,324(本体¥1,204)
  • 学研(2018/07発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784052035593

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内容説明

卒業前の発表会で、芝居をすることになった6年2組。四苦八苦する立樹たちに意地悪をいう慶司。実は、慶司は小さいころ子役でいやな思いをしたのだった。「シンデレラ」の台本に決まるが、演じていくうちにセリフを変え、自分たちの芝居を目指すことになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えりこんぐ

65
小6娘の読書感想文用。小学生には分かりやすくて良い。昔からの『シンデレラ』を役の気持ちを考えて自分なりにアレンジする。自分たちで作り上げる劇は楽しいだろうな。2018/08/12

ぶんこ

64
ティーンズというので気軽に読み始めましたが、面白かった。6年2組の皆には素晴らしい思い出になったでしょう。羨ましいくらいです。実は長年シンデレラのお父さんは何処に?と疑問だったのです。シンデレラが虐められているのに、まったく現れないのですから。そうか、家族を置き去りにして居なくなってたのか・・って、劇中劇のお話ですが、思わず納得しちゃう設定でした。昔、よその学校へ用事があって体育館で待っている間に「よだかの星」の練習を見て感動した事を思い出しました。子供の感性は素晴らしい。感動する心を忘れたくない。2017/03/09

そうたそ

45
★★★★☆ 自分が小学生だったとき、三年生になった時点で「学芸会」というものがなくなってしまった。以降、クラス単位で劇というものに取り組んだのは高校の時の文化祭くらいだった。本書では、芸術鑑賞にてプロの劇団の芝居を見て感銘を受けた小学生たちが一から劇というものに取り組む様子が描かれている。脚本こそ完全オリジナルではないものの、自分たちなりに脚色しようとしているのが微笑ましい。小学生ながらここまでのものを作り上げた6年2組の生徒たちは、今後中学高校でどれほどのものを作ってくれるんだろうと思った。2015/10/18

chiaki

30
卒業前のお別れ会での出し物として「シンデレラ」の劇をすることになった6年2組。脚本・演出を手掛け、クラスのリーダーとして引っ張っていく立場となった立樹だが、非協力的なクラスメイトもいたり、一つにまとめるのに苦労する。「自分以外の誰かの気持ちを考える」という役作りにおいて欠かせないことを、良好な人間関係を築くこととリンクさせているのが流石です。本番前の、「里夏はもしかしてー」の下りにドキドキしました!面白かった。2020/04/18

ヒロ@いつも心に太陽を!

30
すごく面白かったヽ(*^□^*)ノリアルシンデレラの脚本も素晴らしい!やっぱりお芝居をみんなで作りあげていくっていいなって、お芝居って楽しいなって思えた。児童向けの本とあなどることなかれ、子供だからこそシンプルに一番大切なことを感じ取って、それをちゃんと実行できていた。《人の気持ちを考えると、今まで見えなかったことが見えてくる》役を演じる上で大事なことでもあるけれど、たくさんの人と関わりながら生きていく毎日の生活の中でも大事なことだよね。これを読んだ子供たちはきっとお芝居したくなると思うな♪2013/04/14

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