本当に怖いキラーストレス - 頑張らない、あきらめる、空気を読まない

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本当に怖いキラーストレス - 頑張らない、あきらめる、空気を読まない

  • 著者名:茅野分
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2018/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569840789

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内容説明

うつ病などのメンタルヘルス疾患を発症し、休職や退職をせざるをえないビジネスパーソンが、年々増加の一途をたどっている。正規社員になれば、むごい働き方でストレスを受け、非正規雇用を選択すれば経済的窮地に陥る――継続的な我慢をせずに、仕事を続けていられる人など、ほんの一握りにすぎない。また日本人の三大死因「がん」「心疾患」「脳血管疾患」を引き起こす根本原因もストレスなのである。本書は、人を死に至らしめる心因としての「キラーストレス」の正体と、ストレスから身を守るための対処法を、三つのキーワード「頑張らない」「あきらめる」「空気を読まない」を中心に解説。世界最先端の認知行動療法(ストレスコーピング)をはじめ、伝統的な日本発祥の内観療法や森田療法なども紹介する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sleep@芒羊會

19
 日本人の死因上位にランクインする自殺とがん、いずれも要因にはストレスが挙げられる。このストレス=キラーストレスの正体こそが、連続した我慢らしい。( ̄▽ ̄;)・・・ヤバい、身に覚えがありすぎる。そしてこのキラーストレスへの対処の鍵が『頑張らない・あきらめる・空気を読まない』の3つだとか。自分へぶつけられた悪意の対処としては普段からスルーしてるし、そんな空気は鼻で笑うんだけど、今回はこの3つをやらざるを得ない状況だったからな。私のような人間は、大事なものを攻撃されると弱いらしい。結論:私に恋は向いていない2019/04/24

koheinet608

12
仕事を頑張って、それが評価されると満たされる。これを「良いサイクル」と思ってしまう。しかし、いずれはココロとカラダが壊れてしまう「負のサイクル」というのが本書の主張。だから、「頑張らない」というのが、今も、これからも重要なことなんだと。「頑張ること」は、良いことだと考えてしまいますが、この本で紹介されている多くの精神疾患の患者達は、頑張ることの本質を「自分のため」、「組織のため」、「家族のため」と思い、自分がボロボロになるまで「頑張った」。仕事量が莫大にあり、日々プレッシャーに苛まれている人は是非一読を。2018/12/01

templecity

8
神経を構成するシナプスとの間は様々な物質が介在して脳からの情報が各臓器に伝わる。ストレスが加わると、これらの物質が出なくなり結果的に血管が詰まったりし臓器へ影響を与える。精神病薬はこれらを補うものである。適度なストレスは必要だが、死に至るストレスがキラーストレスと呼ばれる。このストレスを受けたら、頑張らない、あきらめる、空気を読まないが肝心。(続きあり)2018/08/27

ニョンブーチョッパー

7
★★★☆☆ 化学、生物学寄りの本かと思って読み始めたが、もっと精神的な内容が多かった。サブタイトルにある「頑張らない、あきらめる、空気を読まない」ことがとても重要なのだと認識した。できることしかできないし、無理をするとその無理が蓄積されて、のちのちその結果が自分に返ってきてしまう。いちばん大事なのは自分自身なのだという、今までの時代で押し隠されてきた当たり前のことが、やっと大っぴらに主張できるような時代になってきたということなのかもしれない。2022/04/30

こつ

7
頑張らないをキーワードにストレスを溜めない生活を心がけています。必要以上に頑張ったっていいことないもの。ゆるーく、人に迷惑かけない程度に過ごすって大事だなと思います。色んな人の例を見て、辛かったときのこと思い出しました。〝人殺しストレス〟から抜け出せてホントよかったです。2018/08/09

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