内容説明
「最高の教育を、適正な価格で、より多くの人へ」をスローガンに教育に革命をもたらし、全世界から注目を集めるミネルバ大学のすべて。創立わずか3年、しかもキャンパスもテストもない大学が、なぜハーバードよりも人気を博し、全米トップのクリエイティブ思考力を発揮する生徒を育てられるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
55
先月末に就職で末っ子の引越しに同行し、泊まりのホテルで観たテレビで紹介されたミネルバ大学。全く知りませんでした。再確認できましたが、アクティブラーニングをオンライン事業でやるため、キャンパスがありません。凄いのは知識だけではない、活用まで教えてくれること。良いところをモデリング2020/04/29
Carlyuke
37
刺激的だった。こんな大学があるなんて知らなかったし, 大胆な発想だがリーズナブルな方向だ。イノベーティブで, ある意味のベストプラクティスだと思う。学部で大学院レベル, キャンパスがなく世界の都市を移動しながら, アクティラーニングの講義は限られたネット授業, 学費が低価格。これからもっと注目されるのだろう。本だけでは見えない部分も多くまだピンと来ないところも多い。中野信子さんの本を読み日本人が一般的に変化を好まないことを学んだが, 昨日読んだ英語の本と同様に, 教育の面でも遅れていると感じさせられた。2018/08/30
ちくわ
20
授業中の講義は禁止。校舎なし。4年間で世界7都市を回りながら、プロジェクト、グループワークを通して「一生使える学び方」を学ぶ。「ミネルバ」という新しい大学に、世界中の優秀な若者が殺到しているという。そこでの「学び」は、スポーツと同じだ。「今日はここを鍛える」と決め、そして反復練習する。こんな大学だったら、必死で勉強するだろうな。面白かった!(☆4)2018/12/07
りょうみや
20
キャンパスを持たず4年で世界各国の7都市を周り、各地の企業やNPOと共同のプロジェクト形式の課題。全寮制だが教師は世界中にいるため講義は全てオンライン。講義は基本的に全てアクティブ・ラーニング形式。当然学生は世界中から集まる。極めて合理的で実践的な経験に重みを置く大学で、伝統校と違いしがらみがなく新しい取り組みができる。今やアメリカのアイビーリーグ並の難易度らしい。話に聞く分にはとてもおもしろいが、前衛的過ぎて入りたいとは思えないのは年をとったからだろうか。2018/10/31
タカナとダイアローグ
18
既存の大学が陥ってしまっている構造的無能を打ち破る試み。豪華なキャンパスも、テニュアも、寄附金(補助金)のしがらみもない状態で、「教育を最大化する」チャレンジ中のミネルバ大学。大学の学費が上がり続けている現状、アクセスできる層が固定化されてしまう階層社会になりつつある。表向きは学力さえあれば上昇できるという欺瞞。事実、学力と経済力は強い相関関係があるし、富裕層は金で有名大学に子息を送り込む(マイケル・サンデルの本より)。大学・学問(考える力)の価値を考えた。うかうかしてられない日本の大学…2025/01/18
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