角川つばさ文庫<br> 新訳 十五少年漂流記

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角川つばさ文庫
新訳 十五少年漂流記

  • ISBN:9784046317230

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内容説明

少年だけが乗った船が嵐にあい、名前も場所もわからない無人島に流れついた。釣りや狩りで食料を手に入れ、洞穴の住み家をつくり、島の川や湾、丘に名前をつけ、無人島での生活は、2年になった!? ところが、人殺しの犯罪者たちが島にやってきて、闘うことに……!! 少年たちは、ふるさとの国に帰ることができるのか? 読み継がれる冒険小説の最高傑作!【小学中級から ★★】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねむりん

11
小6の娘と交互に音読した。少年が15人も(しかも外国人)出てくるから娘には人物を区別できるかが心配だったのだが、最初の登場人物紹介(挿絵つき)に助けられた。2ヶ月かかったが、楽しく最後まで読み終えた。小説の中の少年たちは、みんなたくましい。困難な状況をこのように打破していけたら、と心底思った。ブリアン、ゴードン、ドニファンの3人が特に全体を引っ張っていた。それぞれ短所も長所もあるけれど、素晴らしいとしか言いようがない。話のとっかかりは大変だったが、娘が物語の世界に浸ることができてよかった。2022/09/20

ABCorenge

10
小学生の時に一度読んで以来だから、30年ぶりくらいか。何日かかけて、じっくり読んだ記憶がある。この版は、子供向けに簡略化されているのかもしれないけど、もう少し詳細な描写が欲しかった。最後もかなりあっさり気味。ブリアンとドニファンの友情が良い。2020/08/28

歩月るな

10
昔から本を読む子供だった訳ではないのだけれど、少なくとも友達がおらぬ頃、幼稚園以前に読んでいた最初期の読書体験の中に数えられる一冊ではないかと思われる。それゆえ、まだ漫画を読んだ事が無い頃のはず。自分が成長してまず驚いたのが、これがヴェルヌの作品であるという事。外人作家なんてアーノルド・ローベル位しか知らなかった頃の事であるからして、この衝撃は他に喩できない。物語はと言えば、それだけで一章分くらい書けそうな内容が一行で説明されたりして「え、それをどうやったのか書いてよ」となる事もあるが、概ね昔の印象通り。2019/11/04

サラサラココ

6
小3、講談社のものを読み、角川で再読。『二年間の休暇』が読みたいと言っていたが、今回もこのタイトルだった。2021/07/11

river1031

1
5年長女は南半球だから季節の感覚がずれて読みにくいと文句をいいながら、最後はめちゃくちゃ面白い!となっていた。 2年間も冒険してたのか。どんな環境でも子どもは学び成長できると教えてくれる。2020/06/21

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