内容説明
星を見ることが好きなあまり、昼寝癖のある大納言家の姫君・小夜。
すると宿曜師・信明の提案で、病弱な彼の息子と入れ替わり、女人禁制の陰陽寮へ入寮することに!
「男」と偽るも、星が学べることを喜ぶ小夜だったが、ついお使い途中に寝てしまい……物の怪憑きと噂される第一皇子に拾われてしまう!
しかも専属の宿曜師になれと迫られて――!?
【電子限定! 書き下ろし短編2本立て「まずは妃を」「恋文」を収録!】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
33
男装して陰陽寮に入ることに。バレバレなのにばれてない感じが楽しいです。星から読んだことをできるだけいい表現にして伝えるヒロインに好感が持てます。2018/08/11
にゃうぴょん
19
かわいくて楽しかった。バレバレなのにお互いの事を思ってバレてないという事にして時にはイチャイチャしつつ陰謀も絡めてテンポ良く進んで面白かった。これからの二人が気になるので続きが出て欲しいな。2018/11/06
さい
11
男装の平安時代の恋愛物。時代背景に疎くて序盤入り込み辛かったですがお互い鈍いと勘違いしていたり打ち明けてはいけなかったりととても面白かったです。ハッピーエンドではありますが続きを読んでみたいので続巻が出てくれると嬉しいです。2019/03/12
ばにー
10
平安調と中華系は苦手で、あまり読まないのですが…。姫の男装にはムリがあるだろうと思いつつ、軽くてテンポも良いのに陰謀まで絡め、ラブもあり(頑張れ千尋!)と盛り沢山。みなさんが仰る通り最後!そこだけもだもだするので次に期待。2018/08/09
リディア
9
千尋は早々に志信を前に会った少女小夜だとわかったのに結局最後まで言わなかった。えっここで終わり?もう少し先、二人の心が通じ会うとこまで読みたかった。続きは出るのかな?東宮妃になるのか、本物の志信のとどうすりかわるのかとか。千尋はグイグイくるし楽しかったけど。2019/08/07