内容説明
温泉は、戦国武将で選べば間違いなし!
戦国武将は、日々命がけで戦い、生傷が絶えませんでした。
近くに病院も薬局もない時代に、代わりを務めたのが“温泉”です。
温泉は戦国武将にとっての野戦病院であり、活力を養う安息所だったのです。
戦国武将が浸かっていた温泉は、彼らの身体を癒やし、治癒してきた本物の湯です。
だから温泉は、戦国武将で選べば間違いありません!
そして、戦国時代は極めつけの乱世だったからこそ、戦国武将が愛した温泉には、さまざまなドラマがつまっています。
そんな数々のドラマに思いを馳せながら、戦国武将のゆかりの温泉を、歴史的なエピソードとともに紹介します。
戦国武将たちのドラマに満ちた温泉の世界へ旅立ちましょう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てながあしなが
3
ただの温泉本じゃない。戦国武将が愛した、という切り口が秀逸だ。○○の隠し湯、って言われるだけでテンション上がるもんな。さて、そんな秘湯巡りができるようになるのはいつになることやら…2021/01/01
キャベ
2
戦国時代の温泉は、野戦病院的な性格が求められた。だから、戦国武将が愛した温泉は実力のある温泉ばかり!‥という論旨の本。 三英傑のつかった温泉から、それぞれの武将の性格を見出してみたり、戦国時代と安土桃山時代の温泉の性格の違いを指摘したりと、「ありそうでなかった内容」です。出てくる温泉は有名どころが多く、あまり目新しい温泉は紹介されていませんでしたが、文章から筆者の温泉愛がにじみ出ていて好感が持てました。 いつの日かひなびた、雰囲気の良い温泉で、じっくり湯治してみたいなー。2018/10/11
ギズモ。
1
図書館本2024/08/01
RIKO
0
岐阜旅へのお供にしました。以前行った温泉、これから行くところ、そして何より戦国武将の好んだ温泉などが書かれており、楽しい旅をすることができました。これから行ってみたいな、も出てきたり。2023/02/13
円井悠
0
面白かった!本のタイトル通りの内容ですが、戦国時代における温泉の意味を当時入浴したであろう武将や時代背景と共に教えてくれます。にしても著者の温泉愛がすごい。この本を手に草津温泉とかに行けたら幸せなんだろうなぁ。2021/07/02