ポット出版プラス<br> 戯曲 小鳥女房

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

ポット出版プラス
戯曲 小鳥女房

  • 著者名:千木良悠子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ポット出版(2018/07発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866420073

ファイル: /

内容説明

都内のとあるマンションに結婚10年目の夫婦が暮らしている。
妻は自分を「籠の鳥」のように感じ、夫に別離を切り出すが相手にされない。
ある日、同じマンションに住む主婦が、愛人だという17歳の少年を連れてやってきた。
少年は「自分は女性の地位向上を目指す政治活動家だ」と語り、
日本中の主婦を集めてテロ行為を計画中だと打ち明けるのだが……。

●底本帯寄稿文(高橋源一郎)
銃弾を浴びよ
 近代劇は、イプセンの『人形の家』をもって始まる。ヒロインのノラは、自分が、いや女たちが閉じ込められていたことに気づき、たったひとりで、「家」の「外」へ出た。長い、女たちの闘いの最初の狼煙だった。それから百数十年、劇場の中でも外でも、闘いは次の段階に達した。女たちは、自ら武器をとり立ち上がったのだ。その先頭に、千木良悠子がいる。彼女(たち)が撃つ、表現のマシンガン、そのことばの銃弾を浴びよ。そして、その先にある死と再生の物語を見つめよ。

目次

第1場
第2場
第3場
第4場
第5場
第6場
第7場
第8場
演出ノート 1 台本を使った稽古に入る前のワークショップ
演出ノート 2 場面毎の演出(第1場~第8場)
演出ノート 3 スタッフワーク(舞台美術、音響、衣装、映像、照明)
千木良悠子上演記録
あとがき
プロフィール

最近チェックした商品