内容説明
ムツゴロウ、野田秀樹、堀江貴文、小池龍之介など多数の自由人が巣立った日本最古の大学寮は、筆者が入学した93年には廃寮計画が進められていた。駒場寮にまつわる数多の史実を交えて描く、寮生たちの実録青春記。
※本書は2015年12月8日に配信を開始した単行本「東大駒場寮物語」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たらちゃん
12
私も寮生活を送り、充実した学生時代になりました。全国にある大学の寮、それぞれに思い出を作って過ごすんでしょうね。2017/02/13
チェアー
7
胸が痛いような、懐かしいような。大事なものだけど、思い出したくもない。しかし、忘れたくない。ほとんどの人はそんなものを持っているんじゃない?それが、筆者にとっては寮だった。青臭くてもいいやん。それを否定するのは、分別くさくなった現在の自分の妬みと羨望なんだろうな。2016/02/05
つけ麺部長
6
東大駒場キャンパスには1度だけ訪問したことがあります。25年ほど前になるのでしょうか。その時に駒場寮を見た記憶はありません。廃寮の騒動のことは全く知りませんでした。著者の松本博文さんは僕と同年齢で、文章が明瞭であることと、他者の良いところにスポットライトを当てるような記述に優しさを感じることができることから、好きな作家さんであります。僕が大学生だった時に、このような物語があったことを興味深く読むことができました。将棋本以外でも書きまくってもらいたいですね! 応援しています!2018/06/17
Gabachom
4
地方出身の貧しい家庭の息子ばかりでしたね。ここに出てきていない有名人も輩出してます。 昔から汚かったんだという変な感動と、そうそうそう言う話が流れてたという懐かしさで読みました。 廃寮の背景には国立大学法人法があり、その背景には…2016/02/10
Carol
3
書かれているのは起こった事実のみ。それでも「物語」以外の何物でもありません。読み物として面白いだけではなく、考えさせられる本でもありました。駒場寮、見てみたかったなぁ。2017/05/13
-
- 電子書籍
- 獣上司に実は認められていた話【分冊版】…
-
- 電子書籍
- スマホで薬物を買う子どもたち(新潮新書…
-
- 電子書籍
- 白い狂気の島 講談社文庫
-
- 電子書籍
- はじめての世界名作えほん 36 さるか…
-
- 電子書籍
- 戦前昭和の社会 1926-1945 講…