内容説明
なんで、こうなった。俺の人生。誰よりもオタクだった男は不惑の四十代をどう生きたのか。前作『倉本 倉田の蔵出し』から10年、アニメ『メイドインアビス』ほかで知られる脚本家・倉田英之のコラム集!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
15
2008年に発売された『倉本』のまさかの続編。著者40代の10年間が書かれています。ノリは前作と変わらず、第三章「俺と幸せの青いブルーレイ」では<連載中に買ったBDは302本(もちろんDVDは勘定にいれません&BOXは一本と数えます)>と凄まじい買いっぷりは健在。<『ニセコイ』に求めるものは『刃牙』にあり、『刃牙』に求めるものは『ニセコイ』にある>等、『ニセコイ』と『刃牙』シリーズ絡めた文章とか(続く2018/11/03
なつのおすすめあにめ
4
前作を読んでバイブルとしたのでワクワクで購入したのですが、今回は読むのめちゃくちゃツラかったよ…。だって漢(オタク)の生き様、かなり分が悪いもの。ぜったい結婚しないと思っていたオタ仲間の結婚を祝福できなかったり、加齢によるMED(萌不能)に陥ったり、ラノベの変化に対応できないでいたり、『君の名は』と『中年童貞』なら後者を選んだり、左目を失明したり、BDになってから購入のペースがダウンして…とはいえまだすごい。イキイキとオタ活してた前作よりも、友人の死などで重い空気が…。それでも生きてアニメと本を…(感動!2018/08/13
ソルト佐藤
3
倉田英之の文体は、一冊で読むと辛いかも、あくが強すぎて(笑 特に全作と違ってメイン(?)の話がないと。それでも、片目を失明するような体調の面がやはり一番気になってくる。ひどい状況なのに、暗くならいなのは本人の人徳かも。2018/11/09
名無し
3
文筆家とは思えない酷い日本語と痛々しい文章で、読むのが本当にしんどい(2割ぐらいほめ言葉、残りはマジ)。中学生が初めて書いたラノベ(セルフノリツッコミの辺りが特に)と、締切1時間前に入稿した同人誌のあとがきと、クソキモオタのツイッターを全部混ぜ合わせて、全く割ってない、史上最悪の本。40代でもこの勢いのオタクを維持できてる点は素直に凄い。ある意味、永遠の中二病だし、こういうクソキモオタだからこそ、ずっとアニメ業界の最前線で仕事ができるのだろうとは思った。2018/07/24
みみず
2
だからRODの続きを早く書いて~2018/08/05