内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
横尾忠則は、生の光も陰もまるごと肯定する。
宗教ではない、それはアートだけに可能な教えだ。
浅田彰(批評家)
魂を解放せよ
自由を獲得するためには、こだわりを捨てること、
遊びの精神を忘れないこと、言葉に縛られないこと、
頭でなく身体の言うことを聞くこと、
すなわち、アホになることである。
アホになることは容易ではない。
横尾忠則のここ20年間の代表的な著作や対話、
Twitterなどから厳選した、自由に生きるための言葉集。
目次
1【考えないこと】
2【自然体でいる】
3【こだわらないこと】
4【言葉を超えていく】
5【創造すること】
6【芸術とは?】
7【死を想う】
8【五感と雑感】
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
20
ドラマ:寺内貫太郎一家、ムー一族 の冒頭主題歌場面のイラスト が懐かしい☺ 今では 冠に”世界の”がつく、横尾さん。本書からも大いなるパワーをいただきました。”自由を得るためには、遊びの精神を忘れず 頭ではなく体の言うことを聞く...すなわち、アホになること” ポンポンポンと下腹丹田にドスッと響く箴言の数々でした(サラリーマン社会とはまさに真逆です しんみり苦笑)。”死を想うのは、人間だけに与えられた特別の贈り物ではないだろうか”で始まる”死”の章は、ゾクゾクしっぱなしでした。2018/08/04
aloha0307
17
予想どおり図書館返却前再読 スカッとする言葉のシャワーを浴びたかった✿「無理してわかろうとするから、間違った答えが出る。そうして出た答えが世の中にウロウロしている。」~その通りです。頁をかなり割いて”受け身”のすすめ は意外でした。横尾さんの傑作は、自ら仕掛けるよりもこうして生まれたそうです。人生も受け身がいいと...余計なこと考えたり、余計な努力をする必要もない。何がしたい:その情動は向こうから準備されてやってくる(それを感知して掴み取るのが天才なんだね)のだ!と。 結詞は ”夏はカレーだ!” イイね☺2018/08/05
サラダボウル
12
無為ほど有為な時間はないですよ。過去は後悔しないというのが、ぼくの戒めとしてあるんです。2024/06/09
駒
4
新しい仕事に就いて半年ほど。張り切って頑張っても、空回りしてしまう。そんなガッチガチの体が楽になるような一冊でした。目的を持たない。想像もしない。考えない。最高。身近に置いておきます。2023/10/21
江藤 はるは
4
謎は人生の必需品2020/05/20