内容説明
ネットで生まれた涙あふれる母娘小説、ついに刊行! 自由奔放な母に嫌気が差し、田舎を飛び出してひとりで暮らす綾乃。そんな綾乃の家に、ある日突然、母の珠貴がやってきた。不本意ながら始まった数年ぶりの母娘生活は、綾乃の同僚若菜くんや、隣の家の不登校少女すずちゃんを巻き込んで、綾乃の望まない形で賑やかになっていく。だが、ある時綾乃は気付いてしまう。珠貴の身体が、すでに取り返しのつかない状態になっていることに。そしてあろうことか、綾乃の身体にも――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だい
19
不器用で切なくて、でも温かい母娘の物語。 ラストの方は泣きっぱなしでした。 もっと多くの人に読んでもらいたいなと思いました。2019/01/02
しょう
8
とても暖かく優しい作品だった 人はみんな不完全なもの。誰しもダメなところは必ずある、それを否定するのは簡単だけど理解しようとするのも大切だと思う 『生きれば生きるほど、死ぬのが怖くなってくる』という言葉が心に残った2019/01/28
チェス
2
ありそうな話しかなぁと思ったら、予想を越えてきた。面白かった2025/07/04
なつなみ
1
「家族愛」に溢れたお話。母親って、強い。2018/06/29
藤倉悠也
0
★★★★とても面白かった。昔のドラマにありそうなストーリーだが、読み終えた時に優しい気持ちになれる話だった。2024/12/27