内容説明
30代のツアーコンダクター・麻衣は、アフリカで突然のテロに巻き込まれる。難を逃れたかと思われた直後、偶然に救ったのは「呪術師」に追われるアルビノの少女・ケイコだった。共に日本へ渡るも、待ち受けていたのは更なる危機。二人の運命は、そして「呪術」を生んだ力の正体とは――。手に汗握るサスペンス長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょき
47
科学が発達した現代において、アフリカで今も行われているアルビノ(体の色素が無い人)狩り&呪術がテーマのサスペンスということで興味深く読ませて頂いた。タンザニアでアルビノとして生まれた日本人ハーフの少女。親族に騙され、避難所も襲われ、たまたま通りかかった日本人男女に救出される。日本で安全に暮らすはずが、、、という話。ハミ出し公安刑事、中国マフィアなども登場しハードボイルド要素も満載だった。ただ最大の種明かし部分が想像力の限界を超えてパンク。ちょっと無理筋ではなかったかと思ったところで終焉。記憶に残った小説。2018/03/18
ren5000
45
タイトルからホラー系の小説かと思ったら呪術士に追われるアルビノの女の子を巡る冒険アクション謀略小説でした。まあ面白いんだけど冒険アクション謀略の要素がどれも薄味で全体的にぼやけた印象になっているように感じました。アフリカのアルビノ狩りは現実に起こっている話なので心が痛みます。2018/05/22
yoshimi
31
呪術とアルビノ狩りという着眼点は興味深く、アフリカが舞台となっていた章は面白く読めた。ただ日本に帰ってきてからの時系列表記が曖昧で『今』の話なのか近未来の設定なのかわかりにくかった。それぞれの人物たちが出会う過程もザックリ偶然に頼った感じで、そのせいかハラハラ感がほとんど無かった。終わり方も続編への布石なのかちょっと微妙。2018/04/30
けえこ
18
初読の作家さん。 呪術師に狙われたアルビノの少女と彼女を保護する日本人女性のヒューマンミステリー。 アフリカ系のインバウンド増えたなぁ…なんて思いながら読了。2024/01/03
rosetta
16
★★★☆☆アフリカ、呪術ときたら「ガダラの豚」を思い出さずにはいられない。比べたら可哀想なんだけど。師の跡を継いで東アフリカ1番の呪術師と恐れられるようになったマギオカはタンザニアの出身では無い。中東の難民キャンプで国境なき医師団の医師として働いていたが空爆を受けた結果可愛がっていた兄弟が自爆テロの実行犯として死んだことに絶望しアフリカにやってきた。ポーションと呼ばれる呪術の道具を作るために最も強力な材料はアルビノの人間の身体だと信じアルビノの子供たちの虐殺にさえ心を動かされなくなってしまった2018/05/09




