内容説明
衣笠祥雄の魂が伝わる、感動の伝記絵本。
連続試合出場の世界記録をうちたて、国民栄誉賞も受賞した元広島東洋カーププロ野球選手の衣笠祥雄氏。その少年時代からユニフォームを脱ぐまでのかがやける道のりを、絵本にっぽん賞受賞作家が、独特の切り絵の手法で描いた傑作絵本です。けがにもスランプにも負けずに、限りなき挑戦を続けた衣笠氏の姿が、数々の名場面とともに画面いっぱいに描かれます。「江夏の21球」として伝説の試合となった、1979年の日本シリーズ最終戦での盟友江夏豊氏とのやりとり、デッドボールで骨折した翌日も代打で出場し、豪快なフルスイングで三球三振をした場面、絶不調のスランプにおちいったとき家族といった海水浴、どのシーンも感動を誘わずにはいられません。衣笠氏から読者へのメッセージ、江夏からの追悼コメントも入ってます。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄
65
怪我や死球に悩まされながら連続試合出場を続ける衣笠選手。鉄人と言われていた。最終的には2215試合連続出場。この時、40歳。残念ながら2018年4月23日永眠。享年71歳😢2024/10/30
たくろうそっくりおじさん・寺
49
今年2018年4月23日、71歳でお亡くなりになったプロ野球の名選手・衣笠祥雄さんが引退された頃に出た絵本の復刻版である。衣笠祥雄の半生を描いたダイナミックな絵本である。ずっと休まなかった国民栄誉賞とは言え、引退時の年齢が40歳。その後も解説者として活躍されていたのではあるが、スポーツ選手の長い余生を思う。著者の関屋さんの絵本は、かつて坂本龍馬を扱った『中岡はどこぜよ』が素晴らしく、好感を持っていたので、気持ちよく読む事ができた。切り絵のようなモノクロの絵本は日光写真のフイルムを思わせる懐かしさがある。2018/09/09
ヒラP@ehon.gohon
20
まさに昭和生まれの大人たちの絵本です。 プロ野球選手の中で、華やかなスター選手たちが活躍するそばで、独特で偉大だった衣笠選手の物語です。 骨折しても、数々の怪我をしても、試合に出場し続けた不屈の精神には、強烈なインパクトがあります。 努力と忍耐と、弱味を人に見せない持ち前の明るさ。 雑草のような生き方に学ぶことはいっぱいですが、それを感じるのは昭和育ちだから? 骨太の版画と、かつての名選手、名シーンの凝縮感に、自分はタイムスリップしてしまいました。2021/09/03
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