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内容説明
８年前。厳しい両親に少しだけ反抗してみたかった１５歳のリサは、ある愚かしい過ちを犯した。結果は最悪だった。両親にふしだらな娘ときめつけられ、義兄のジョエルにも、ベッドに横たわる恥ずかしい姿を見られた。それ以来、彼とは会わないようにしてきたのに、突然の姉夫婦の死がふたりを結びつけた。遺された姪たちの後見人に、彼とリサが指名されていたのだ。久しぶりに会うジョエルの金色の瞳は冷たく蔑みに満ち、リサの全身をおののかせた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
15
ゴージャスな絵の漫画家さんでうっとりしながら読みました。姉ばかりをかわいがる親元から離れてくらす女性が主人公です。そんな彼女が決定的に男性を嫌悪するきっかけになってしまった事件の元凶である男性に求愛されて…というような流れ。とにかく漫画の構成が素敵。男子も紳士で素敵。ぜひ愛を知らないこの女性を優しく包んで生きていってほしいなあ…とフィクションながらほろりとしました。この作家さんは子供の絵がまたかわいいんだなあ～♡2016/09/16
veri
8
まりと先生が好きなので購入。ヒロインの心がどんなにか傷ついたことだろうかと思うと胸が痛い。誰より愛してくれる筈の親が愛してくれなかったら、一体誰の愛を信じれば良いのか。諦めたつもりでも、簡単には諦められない。それに代わる、それを超える愛情を誰かに注がれて、注ぐことが出来て初めて乗り越えられるのかもしれない。 つらい。原作も読んでみようかなぁ。でもまりと先生の構成の方が素晴らしかったらどうしよう…笑2016/07/01
やまと
4
大好きな藍まりと先生の本。原作も読みましたが、こちらのほうが皆穏やかな、お話になっていました。2018/04/08
rinrin3
0
お正月に何度読んだか。この作家さん、胸きゅんストーリーが多い。2017/01/03
はる
0
親との関係性はずっとひきずっていくテーマですね。ヒロインが可哀相。2016/09/18
