内容説明
一流は歴史に「何を」学ぶのか──ただ漫然と向き合っていても何も得られない。組織の、リーダーとしての、そして自分自身の「壁」を打ち破り、血肉となる歴史との向き合い方とは? 東京都庁の元・局長として、また90歳の現役作家として、つねに歴史に関わり続けてきた著者がたどりついた歴史を生かす学び方!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイマール
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・信長は破壊、秀吉は建設、家康は長期維持管理 ・信長が秘めていたユートピア思想:あゆち思想 ・前田利家は、信長のお気に入りの茶坊主を、斬り殺し信長から遠ざけられ一生涯不遇な人生に ・知行合一に生きた大塩平八郎は、大阪町奉行たちの出世至上主義者の犠牲に ・部下が自ら働きたくなるようなマネジメントに徹した、若い頃の豊臣秀吉。 ・至誠にして動かざるものは、未だこれあらざるなり 。吉田松陰が育てた志士たちが活躍した、明治維新。 ・江戸城無血開城は西郷隆盛、勝海舟だけではなく山岡鉄舟という胆力ある人物に導かれた。2024/10/04
shiba
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既出のネタが多く、あまり印象に残るエピソードは少なかったですが、その中でも二宮金次郎が世界初の協同組合をつくった話は、私にとって初耳学でした。2020/02/25
ふぇたろ
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薄くて読みやすい本ではあるが、内容も浅く広くと言う感じ。 面白い逸話とそれから学べる格言をササっと読むのにちょうど良い。2019/07/21