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内容説明
からだをゆるめるだけでいい!
シャイ 口下手 人見知り…な人のための
コミュニケーションスキルを高める身体トレーニング
人づきあいが苦手なのは性格のせいでも、話し方のせいでもなく、それは、からだの動かし方にあるのかもしれません。
人づきあいが苦手な人には、対話の最中にぎこちなさや余裕のなさがあるものです。
実際、体のどこかしらに余計な力が入っています。
たとえば、シャイでも口下手でも人見知りでも人づきあいが上手な人はいます。
そのような人を見ると、からだに余計な力が入っていない柔軟な姿勢を持っていたりします。
柔軟な動きで、相手にその場その場で合わせることができるから、円滑なコミュニケーションがとれるのです。
「この人と話していると居心地が悪い」という人、「この人と話していると楽だ」という人の違いは、
話の内容以上に身体の柔軟度が大いに関係しているのです。
本書は、心理療法とボディワークを合わせたカウンセリングが人気のカウンセラーによる、
コミュニケーションの問題を身体からアプローチすることで、解決に導く一冊。
もうテクニックを身につける必要も、性格を変える必要もありません。
本書では、あなたがあなたのまま、ありのままで、人づきあいがうまくなる画期的な方法を紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kana
10
一見すると会話術の本だが、会話のテクニックに関しては出てこない。体の硬さ、緊張をゆるめて人と関わっていきましょう、という内容。心や感情は目に見えないから分かりにくく、自分の物差しで見てしまう危険性がある。身体のこわばりから自分の癖に気付き、緊張をほぐしていくことを重視。この視点の本には出会ってなかったので新鮮だったし、自分の感情に気付けない私にとっては望みが出てきた感じがある。2019/01/07
長岡紅蓮
8
「フォーカシング」について解説された本。 会話術の本ではありません。口下手なので、初対面の人とどういう会話をしたらいいか? を求めてる人は他の書籍をあたりましょう。 書籍から自分を俯瞰してみると……初対面の人や誰かとふたりっきりの状況で「話さなくてはいけない」と思うほど、胸の辺りがゾワゾワして落ち着かなくなる。 せっかちな人、イライラしてる人、横柄な態度の人を目にすると息が苦しくなる。 どちらの場面も極度の緊張状態にある。自分の意識より人に意識が向きすぎている。2020/04/11
孤独な読書人
7
話す内容云々よりも、他人とコミュニケーションするとき、自分の身体のどこに緊張感があるかなど、コミュニケーションにおける身体感覚へのアプローチにフォーカスした内容になってる。2020/11/17
しゅんぺい(笑)
5
ひとと話すことが苦手っていうことを、それは性格じゃなくて緊張しているんですよ、自分がどういうときに緊張するのか、癖を知っておくといいかもね、っていう本。切り口はけっこう新鮮。このひとのほかの本は読んだことはないんですが、けっこう真剣そうな本やったので興味あり。その本と比べて、本書のラフなタイトルとか装丁とか、いいのかな。2019/10/25
午後
1
人と話している時の、自分の体の緊張に気づくことの大切さを説いた本。満員電車の中や、仕事で或る作業をしている時、特定の部位が異常に緊張していることを自覚することができるようになった。2024/03/12