新潮新書<br> 本当はダメなアメリカ農業(新潮新書)

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本当はダメなアメリカ農業(新潮新書)

  • 著者名:菅正治【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 新潮社(2018/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106107696

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内容説明

自由化したら日本農業が壊滅? とんでもない。アメリカ農業はハリボテだ! 消費者が求めるオーガニック作物は輸入だのみなのに、遺伝子組み換えがやめられない。除草剤に負けない「スーパー雑草」にはさらに強力な除草剤で対抗。人手不足なのに移民を追い詰め、農民には自殺とドラッグが蔓延。輸出はトランプの保護主義で一人負け……。現地を徹底取材したジャーナリストが描き出す等身大のアメリカ農業の姿。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

22
予想したとおりのタイトル倒れな内容。アメリカ農業関係の各機関の発表や報道をまとめた内容で、そういったデータとしてはアメリカ農業の現状を伝えてはいる。またモンサントをはじめとしたアグリビジネスの動向や、バイエルなどを含む国際的化学工業資本の動きも捉えられており、レポートとしては悪くない。でもアメリカ農業の「ダメさ」より、そうした資本の動向がメインな気がする。確かに困っている農業従事者の話題もあるが、例えば堤未果氏のレポートのような切り込みは感じない。足で稼いでいない2次情報がメインだからこんなものか。2018/07/03

まさ

13
これまで印象として「ダメ」と感じていたアメリカ農業について、裏付けを得たような感じです。まだまだ知らないこともあるのだろうけど。オフィシャルな発表等が元になっているのだけど、もう少し踏み込んだ見解がほしいなぁ。だからか、読みにくさもありました。アメリカの現状を知りながら、日本は?と考えてしまう1冊ですね。2019/01/19

calaf

12
ミツバチの話はニュースで見た記憶があるけど、こういうところに繋がるのか...というのが第一印象 (主題とずれてる? (^^;;;) 農業は農業で、各国いろいろ問題があるのですねぇ...2018/08/30

かりんとー

9
(県立図書館)アメリカ人と日本人の農業に対する考え方の違いに驚く。日本人にとって自然を畏怖し、自然と共に農業を行うのは当然だが、アメリカ人はやはり人間中心というか、自然を征服しとことん利用するみたいな考えのようだ。将来的に土地は疲弊し農業ができなくなるのではないか。2020/06/08

m!wa

2
GMOって言えば日本の企業ですが、この本だと遺伝子組み換え作物。未来も安心で安全な食べ物を食べていたいと思う。どこの国も農業は高齢化しているんだなぁと実感。 アメリカは、環境のことも考えて農業を行って欲しい。2019/06/17

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