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内容説明
著者は、北海道、沖縄、京都などをA級観光地と定義し、それに対する概念として、B級観光地、B級観光力という概念を提起した。それは決して二流という意味ではなく、B級グルメ同様、特定のターゲットによっては半端なく魅力的な場所ということである。全国約40か所にのぼる地方自治体の観光戦略立案や観光WEBサイトの運営を行う企業、トラベルジップの代表取締役でもある著者は、いわば観光集客のプロ、B級観光地プロデューサーでもある。日本を真の観光立国にするためのとっておきの方法が網羅されている本書は、観光に携わるビジネスマン必読の一冊である。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちさと
25
お遍路さんを確立させた空海を、長く続く集金の仕組みを作った「天才的な観光プロデューサー」として心から尊敬しているという観光消費拡大コンサルの1冊。基本的なことを当たり前にできていない自治体の観光戦略を例に挙げて、具体的に改善点とその方法を指南していくスタイル。自分の住んでいる自治体ではどうかなと考えながら読み進めた。紹介されている考え方は他のビジネスシーンでも役に立つんじゃないかな。自治体の観光関連事業に従事する方々に、是非読んでもらいたいと思った。2025/09/12
SABA
1
観光客が少ない場合、遠くからのお客さんを増やすより、まずは近隣からお客さんが来るような工夫をする。お金を落としてもらうことを考えると、遠くでも近くでも変わらない。順序として飲食→宿泊→リピート。飲食してもらうためには数時間滞在してもらう工夫が大切。観光を新しく作るよりもあるものから考えていく。リピーターのほうが集客コストが低いからそこを考えていく。インバウンドも大事だけど、国内でも選ばれないものは海外でも選ばれない。2024/03/16
トーテムポールさん
0
観光PRをする、となったときパッと連想するのは東京・大阪といった都会の人間、あるいはイバウンドを見込んで海外の観光客をいかにして増やすか・・・ということだったので、「諭吉は諭吉」という発想からマイカー圏内に絞ったPRだったり、何ならA級観光地のコバンザメ戦法でもよい、という発想はなるほどと思った。地域の強みが、「全国レベル」なのか「地区レベル」なのかを客観的に見た上でそれぞれに合ったコアな手法で地道に攻める。ターゲットマーケティング的な考え方は特にB級の地元をPRする気がなくても参考になりそう。2024/06/13
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