内容説明
地球を構成する水圏や大気圏、地圏、生物圏。これらは、それぞれ別々の学問で研究されてきましたが、これらをひとつのシステムとして考える、地球システム科学が最近注目されています。地球をひとつのシステムと考えると、地球温暖化やスノーボールアースといった気候変動や、生命の誕生・進化や地球外生命体といった生物学の謎をひも解くヒントが見えてきます! 学問の壁を取り払い、新しい視点で地球を見てみましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でろり~ん
2
素人に分かりやすく、専門分野の内容を開示してくれる。そういう科学者って、まあ、少なからず居ますね。嬉しいことです。 調査・研究・開発といった人間活動が、どんどん専門性を増していって、そのジャンルの人以外には何だか分からなくなってしまう、というのは、全くもって当たり前のことなんだろうけど、この地球システム科学といったような、全ジャンルに横断的な視点を持った学問がもっと発展して、その横断的な理解を分かりやすく話してくれるとありがたいですね。 最近の科学本ではベストでした。2015/02/13
まめ
2
『この本は、日本語で書かれた地球システムの科学の本としては、システム思考を本気で紹介した最初の本になると思います。読者のみなさんに読みやすくわかりやすい内容になるよう心がけて執筆していますが、それだけでなく、読み進めるうちに科学的な思考を学ぶために重要な知識が自然と身につくような本を目指しています。』(P.5)2014/11/05
kasagumo
2
叩き台として興味ない人も含めた多くの人に読まれて欲しい一冊。内容自体は分かりやすくかつ歯ごたえもあり。随所に挟まれた著者の科学に対する姿勢や生き方についての記述から感じとれる熱もあって、面白かったです。読後、自分の生活の中にはどのような循環やフィードバックがあるか(自然科学の範囲に限らず)考えてみたり。2014/07/09
GeoFuruko
0
分かりやすい。温暖化について良い切り込みができる。
かわのふゆき
0
システム思考。2019/01/20
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