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内容説明
その先には進めない本当の終点、そこから先バスやフェリーで乗り継げる終点、さらに不採算路線の廃止で中間駅が終点になった例など、さまざまな終着駅への旅を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬養三千代
9
2018年6月15日初版第1刷 谷川一巳 平凡社新書 860円 終着駅の薀蓄。色々な鉄道があり、それぞれの事情があり、途切れたり、行き止まったりしている。 乗りたくなってきました。2018/09/23
ゆうへい
6
終着駅は哀愁感が漂う場所です。ホームとそこに止まっている電車、そして車止めから見た景色があります。ほとんど終着駅でしか感じられないものばかりです。全国各地の様々な終着駅をいくつか分類して四四ヵ所取り上げられています。どのテーマもとても興味深かったです。ただ、地図や写真がないのが残念です。それぞれ終着駅の簡単な歴史や概略、実際現地に行った体験をもとに描かれていて、中々考え付かない内容でした。多少イメージしにくいところはありましたが、全体的にまとまっていて分かりやすく鉄道好きの自分にはとても楽しめました。2020/08/10
円井悠
2
鉄道の終着駅を集めた一冊。『終着駅=最果て、旅の終わり』というイメージですが、色々な事情で終着駅になったんですね。現地に足を運んで、詳しい事情がよく書かれています。終着駅からのフェリー、旅情を誘います。鉄道に詳しくない自分的には路線図がついていればもっと頭に入り易かったかな?2021/04/10
駅長ポニョ
2
様々な背景で「終着駅」となった場所を紹介しています。 終着駅から始めるたびも新鮮で面白そうです。2018/07/14
Kiyoshi Utsugi
2
日本にある終着駅をいくつかのパターン分類して、主だった終着駅を紹介しています。 以下のような章立てになっています。 ・終着駅からバスに乗り継ぐ ・終着駅からフェリーに乗って ・行き止まりの終着駅 ・廃線、計画頓挫、長期運休で終着駅となった ・終着駅も千差万別 「終着駅からバスに乗り継ぐ」のパターンで紹介さらている駅の中では、根室駅、志布志駅、「終着駅からフェリーに乗って」のパターンで紹介されている駅の中では、伊豆急下田駅、島原外港駅、長崎駅に行ったことがあったので、楽しんで読むことが出来ました。2018/07/04