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内容説明
運動やダイエットの3倍の効果!人とのつながりが健康への近道。イギリスでは「孤独担当大臣」が創設され、喫煙、飲みすぎ、肥満よりも、人とのつながりが私たちの健康に影響を与えることが明らかになった。「つながり」が、私たちの体、脳、心にどういう影響を与えるのか。また、家族、職場、地域など、毎日の生活でなにを意識していたら、健康で長生きできるのか。最先端の研究を交え、わかりやすく解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイスマン
20
「なぜ夫と別れても妻は変わらず健康なのか」というタイトルに惹かれて読みましたが、まんまと騙されたような(笑)。 夫婦間の話ではなく、あくまで「社会との繋がりと健康の相関関係」をデータで多く示しているに過ぎない。しかも相関関係と因果関係がゴチャ混ぜになっており、読んでいてスッキリしない。ごめんなさい、多分初めて(?)の批判コメントでした。 2019/08/13
isao_key
12
タイトルは扇動的だが、内容はソーシャルキャピタルと健康について多面的に考察した真面目で優れた研究書。本書でTEDのプレゼンでハーバード大学ロバート・ウォールディンガー教授の「人生を幸せにするのは何?最も長期に渡る幸福の研究から」が紹介されている。その中で導き出されたのは、1.社会的なつながりは有益であり、一方で孤独は命取りになる。2.大切なのはつながりの数や有無ではなくその質である。3.良い関係性は体だけではなく、脳も守ってくれる。また社会参加活動をしていないことは認知症の発症しやすさを41%上昇させる。2018/06/11
ののまる
10
おもしろかった〜〜2018/07/06
SGM
7
★★☆つながりと健康関連の本は読んでいたので、とくに目新しいトピックはなかった。斜め読み。エビデンス(科学的根拠)をもとに書かれており、文献もきちんと掲載されている(こんなのは当然のレベルなんだけど、一般書では記載がなかったりする)。超高齢社会の真っ只中、いかにつながりを作れるかというのは大切な気がする。とくに男性。しかしながら、つながりを作るのが目的になってしまってはよろしくない。健康で楽しく生きるためにつながりもひとつの要素であるということを忘れてはいけない。つながりハラスメントにならぬよう注意。2018/09/05
こたちゅう
4
仕事がらみで興味のある内容だったので、最後まで一気に読めた。確かに知ってる内容、よく言われていることも多く書かれているが、それを根拠となるデータと合わせて示している点が優れていると思う。一人で運動するより、運動を見ているだけでもみんなといるほうが長生きとか、飲み会でメタボとか、目からうろこの内容も多い。筆者は若い研究者のようだが(研究論文で評価された方が研究者としては幸せなんだろうけど)、もっといろいろ一般の人向けの面白い本を書いてほしいと思った。お薦め。2018/12/06