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内容説明
「他にやりたいことがあるので…」
「留学します」
「家庭の事情で」
――退職する社員が会社に本音を告げる事は少ない。
だからこそ、「優秀な若手が辞めてしまう」という悩みを持つ企業は、本質的な解決に至ることがなく、同じ事をくりかえします。
ただでさえ人手不足のいま、企業の競争力を大きく削ぐことになりかねません。
そこで本書では、
「入社当初からいずれ転職するつもりだった」
「将来が見えない、『こんな風になりたい』という先輩がいない」
「労働と給料が見合わない」……
など、会社を辞めた若者の本音を聞き出しながら、
どうすれば、優秀な社員を定着させる事ができるか、リテンション(定着)マネジメントのポイントを示します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
233
そりゃ若手はそんな会社辞めるよなと思う会社ばかりだった。それだけ世代間での差を感じた。2019/01/10
Shoji
53
ただでさえ新卒採用難、中途採用難。それに加え、相次ぐ離職者。挙句、仕事はあれども人材不足のため仕事をお断りしている現状。早い人は三か月もせず退職して行く。しかも若い方の方が身のこなしは早い。ご多分にもれず私も苦労している。この本、決して救世主ではないが、ヒントになるキーワードはあった。「リテンション」なるワード。定着・引き留めのリソースマネジメントの考えです、、、。うーん、さらに悩みこんでしまった。2018/07/21
ふぇるけん
10
リテンションマネジメントに関する事例や考察。これから若い世代がどんどんと少なくなっていく時代で、今までのような新卒一括採用といった仕組みはいつまで持つのだろうか。これからは入社させてから部署を決めるのではなく、職種ごとの採用にしたら、こんなはずじゃなかったという誤解は生まれにくくなるのでは。2018/12/04
き
9
せっかく採用した若手社員がすぐにやめられると、会社の人員計画はままならない。最近注目のリテンションマネジメントの話。日本では、昔は転職はネガティヴなイメージで捉えられ、給与や昇進の面でメリットがなかったが、人手不足の昨今ではそうでもない。辞める理由は、給与や待遇等の労働条件、仕事の内容ややりがい、人間関係が3大理由。条件そのものよりも、期待と現実のギャップやコミュニケーション不足が大きい。特に現場の上司の対応がキーになる。人と企業は相性があるので、辞めたい人を引き留めるのが最善とも思わないが。会社目線の本2019/04/26
りー
8
まあ当たり前のことが書いてあるんだけどその当たり前ができている企業なんてどれくらいあるんだろう。2019/11/01