内容説明
110年ぶりに“定義”が変わった!クラフトビールの流行で楽しみ方も多彩に。おいしく飲むための科学も伝授するビール学の決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
22
意外に思われるかもしれませんが、私こう見えても結構好きなんですよね、ビール。そんな訳で、書店でひとしきり目ぼしいものを選んでレジに向かう途中、新刊コーナーでたまたま本書が目についたものだからついうっかり一緒に買ってしまいましたが、やけにいいお値段しやがるなと思ったら旧版のデータを最新に更新した上で図版をカラーにした新版だそうで。しかし後悔はしていない。サッポロビールの偉い人がビールの歴史、成り立ち、製造工程や美味しくいただく秘訣などを語りまくる安心のブルーバックスクオリティに大満足。 2018/09/21
田氏
19
空腹は最高の調味料というが、それに次ぐのは情報である。知識はおいしい。記憶もおいしい。思い出の味が、読みすすめるごとに蘇る。なくなった地ビール屋で食べたソーセージとザワークラウト、流し込むケルシュ。サンディエゴで飲み食いしたクラフトビールと1ポンドのブリトー。ああ、鮮明に覚えているあのオルソネーザルアロマ、ホップ香のリナロールにゲラニオール。フル稼働するアセトアルデヒド脱水素酵素とミクロソームエタノール酸化酵素系。お分かりになっただろうか。薀蓄は美味だが、それは往々にしてゲテモノである。頂きました星二つ。2021/06/06
C-biscuit
13
図書館でかりる。古くからある本のようであるが、改定を重ねて、カラー版で登場したようである。ビール好きには読み応えがあり、読んでるそばから飲みたくなる。ビールを片手に読むのが良いと感じる。ビールの歴史の古さを感じながらも、発酵をはじめとしたビール製法などのメカニズムの解明の歴史は浅く、昔の人は、よくも美味しいビールを作れたものだとある意味感心してしまう。バイオや遺伝子レベルまで研究されており、美味しさの方向性などある程度、自由にできるようになってきたようである。それも最近と思うと良い時代になったと感じるw。2018/08/23
月猫夕霧/いのうえそう
5
twitterで、どなたかが良い本だと言っていたので読んでみました。ビールの作り方や、ビールがなぜおいしいと感じるのかなどを分析した内容を網羅的に書いていて、勉強になります。とはいえ、これを読んでいるとビールが飲みたくなってビアホールに行きたくなるのが問題です。このご時世、ビアホールが営業してないのだけどどうしてくれる(をぃ)。とりあえず家にあるビール缶を1本空けることにします(感想になってない)。2021/06/28
ぱるしむ
4
面白い。日々の缶ビールをグラスに入れて飲むようになった。2019/03/30