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内容説明
東京五輪が開かれる二〇二〇年には、イスラム教徒の人口は二〇億人を超え、世界の二五%を占めると予測される。イスラム圏から日本を訪れる観光客数も、すでに年間一〇〇万人。各地でヒジャブ(頭髪を覆う布)を着けたムスリマ(イスラムの女性)を見かけることが多くなった。では、そんなイスラム圏の人たちと接するために必要な知識や態度とは――。日本人にとって、いまだに正しく理解されているとはいえないイスラムの世界を、衣食住、文化、習慣、歴史など、さまざまな視点から解説。エジプト出身で自らがムスリマである著者にしか書けない、日本人のためのイスラム案内!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
69
図書館本。 エジプトって映画が有名なのですね。同じイスラム圏ではモロッコが映画のロケ地として使われることが多いとききましたが…。こちらは初耳。ちなみに著者曰くエジプト映画もだんだんハリウッド化しているとのことみたいです。2019/03/18
フリージア
31
中東は難しく、分からないのでフィフィさんなら分かりやすく教えてくれるのではと手に取った。イスラム教徒と日本人の宗教や食事や衣服や結婚の違いなど"実際"の事が書かれており勉強になった。"原理主義" が間違った使われ方をしている事やイスラム圏の人たちは親日で過激でないとも。日本人には郷に入っては郷に従えという格言がある。各個人の宗教は尊重したいし日本で快適に過ごしてほしいが、少し違和感も感じてしまいました。東京ジャーミーに行ってみようと思います。2021/06/23
再び読書
23
まだイスラム教やその教義についてわからない事が多いので、続けてイスラム教について書かれている本を読んだ。イスラム教の信者が多いのは、アジア、アフリカ。国ではインドネシア、パキスタン、インド、バングラデシュ、エジプトと続く。味噌、醤油にアルコールが入っている事を知った。確かに発酵から考えるとアルコールが入っているとも思えるが、普段の生活で意識していなかった。まだ、イスラム教の教えについて知らなかった事が多いので、勉強になった。相手の文化を理解すべき。まだ、日本のマスコミが稚拙。ジハード、原理主義も説明不足!2022/10/31
スー
20
25イスラム入門書です。他の本でもあるようにイスラム教は危険な宗教ではなく本来平和的で女性の権利を認めた宗教で欧米のプロパガンダとマスコミの報道で危険なイメージを広められていると語られています。多くのイスラム教徒は平和を望み善良な人達だと思いますがやっぱり権威のある人がアッラーの名前を出してしまえばコーランに書かれて無い事でも書かれていると信じ込ませてしまう危険を感じざるを得ませんでした。確かにイスラム教を悪者にしようとする存在はあると思いますが、一緒に仕事したフィリピン人が語ったイスラム教徒に島が占拠2019/02/10
ちくわん
17
2018年6月の本。フィフィさんは、ひかりTVで見た映画で、ちょっと強烈な個性で覚えていたが、名古屋育ちとは知らなかった。さて、本書、タイトル通りで、「知ってほしいこと」が具体的に、わかりやすく説明されている。違いは違いとして、きちんと理解しなければならない。当然、イスラムと日本の関係は昔からあり、それがいつの間にか風化した。改めてしっかりと認識しなければ。アメリカ偏重を捨て、ここはグローバル化しなければ。やるべきことは、いっぱいある。結構面白かった。2019/12/08
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