内容説明
自治体の条例などの法規の仕組みと解釈の仕方がわかり、問題解決に活かせる本!
☆法務というと難しく考えがちですが、この本を読めば、現実の問題に対処するために条例の立案や法令解釈による問題解決があるということがわかるようになる。
☆条例を読むための基本的な知識から、解釈まで、この1冊でわかるように平易なことばで解説。
☆事例を基に解説しているので、問題の所在がわかりやすい。また、その解決策に法務が大きく関わり、よりよい結果を残すことが実感できるため、より積極的に法務にかかわることができるようになる。
目次
第1編 自治体法務の世界をストーリーで実感する!
第1章 自治体法務・政策法務にはどんな役割があるのだろう?
第2章 法令とは何だろう
第3章 法令の体系がわかれば、それを使って法を解釈してみよう!
【事例1】窮余の保育拒否 保育料払えるのに払わない親に
【事例2】公民館は誰の何のためにある?
【事例3】原子力事故の補償問題――思い込みは最悪の結果を招く
第4章 文書にはどんな意義があるのだろうか?――文書は世の中を動かす道具。法令の基本でもある
第2編 自治体の基盤「自治制度」を学び、法務を考える!
第1章 地方自治の仕組み
第2章 自治体の意思決定の仕組み
第3章 国と自治体との関係
第3編 「行政活動の形」とその「部品」~法務を考える!
第1章 自治体の行政活動と法務
第2章 行政活動の実効性をどう確保するか?
第3章 条例をどうつくっていくか?
第4編 事例で学ぶ実践自治体法務講座
【事例1】工業団地に残された1億円の廃棄物処理を文書一枚でやってもらう方法
【事例2】「虚偽報告」でも無罪放免事件
【事例3】散骨禁止問題から条例の効果を考える
【事例4】公の施設のキャンセル料
【事例5】高校必修科目未履修問題への対応に学ぶ
感想・レビュー
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ズッキー
kei-zu