内容説明
7人の男女が目覚めたのは、封鎖された廃校だった。そこにあるのは7日間をカウントダウンする電光掲示板と土鍋、そして肉切り包丁。7日間生き残れば全員解放されるのか? それとも最後の一人になるまで終わらないのか……蠱毒とは、器の中に毒虫を入れて食い合いをさせる呪術の儀式のこと。2016年4月に映画化もした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
66
論理の破壊!人が人間を捨てたときのその狂気から噴出する毒気にやられた!!常識を身に纏ったままでは楽しむことができない小説だと断言しておく。犯し殺し喰う。自分が生き残るために、他人を殺める。たった一人の特別な者だけが生き残り、人間蟲毒は完成する。全くの無秩序…本当にとんでもない事を考えるろくでもない奴はいるものだ。封鎖された廃校に拉致監禁された男女7人は、生き残りをかけてサバイバルゲームに身を置くことになる。何を書いてもきっとこの小説を伝えることができない。読んで気分を悪くして、嫌悪を抱きながら本を閉じよ!2022/09/29
うまる
34
蠱毒がテーマのデスゲーム。終盤まで生きてるだろうと思ったキャラが早々に退場したのには驚いたけど、何かゲームをやったり、あからさまに殺し合いをする訳じゃないので、あまり見せ場がなかったかな。別の見せ場はいっぱいあったけど(意味深) 逆に終わりが見えない怖さっていうのは、かなりありました。だいたいデスゲームに巻き込まれるのってゲスな人で、参加するに至った経緯も楽しみのポイントなんですが、その点では各人結構面白かったです。空腹と戦うための栄養分の取り方が斬新で、有事の為に覚えておこうと思いました(笑) 2020/08/21
カムイ
27
私は、あらすじを見ずに購入する事があります、そしてこの本もそうでした、ホラーだと勝手に思い読んだら、なんじゃ、こりゃ、になりました前半はエロ、後半はカニバリズム、なんだかなと最後まで読んでしまいました、取ってつけた七つの大罪であるが内容も中途半端、ま、唯一読みやすさは評価できる、敢えて点数はつけません、オススメできる本ではないかな。2019/08/08
ももっち
24
これは、買わなければ良かった。後悔の見本のような本。蠱毒のオカルト性もエロもグロも軽く何もかも薄っぺらで1時間もかからず読んだ。ただ、主人公のクズっぷりはいい。普段、あんまり悪くは書かないけど、ガッカリしたので・・2016/04/09
のりすけ
22
漫画&映画にもなってる!デスゲーム系。エロあり。感想としては「なんだかなぁ」。キャラ設計、KILLされる順番まで予想がつくのはどうなのかしらん。お前めっちゃ怪しいやん!いろいろ設定が杜撰。読みやすいのは読みやすい。2020/09/13
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