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内容説明
ケヴィン・ケリー氏(『〈インターネット〉の次に来るもの』著者)、落合陽一氏(メディアアーティスト)推薦!
「メディアはメッセージである」「グローバル・ビレッジ」等のフレーズで、1960年代に時代の兆児となったマーシャル・マクルーハン。カウンター・カルチャーの中で教祖として崇められた彼は、メディアというものを独特な表現で理論化し、その本質をとらえた。彼が用いた言葉や理論は、その後インターネットの出現で改めて甦り、ベストセラー『〈インターネット〉の次に来るもの』を著したケヴィン・ケリーもマクルーハンを繰り返し参照するなど、世界的に再評価の機運は高まっている。マクルーハンにとってメディアとテクノロジーの本質とは何か。その未来はどこへ向かうのか? 巻末に完全保存版「マクルーハンの言葉100」。
目次
第1章 メディアのパラドックス
第2章 マクルーハンの理解
第3章 グローバル・ビレッジの未来
第4章 21世紀のマクルーハン
マクルーハン100の言葉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ツイテル☆
2
フライヤー2021/12/09
Kentaro
2
ダイジェスト版からの要約 マーシャル・マクルーハンは1964年に『メディア論』により、当時はまだ、意味合いが不明確なテレビを中心とした電子メディアの姿を、独特な表現で理論化して世に問うた。写本の時代からさらに遡って、文字以前の聴覚や触覚が支配した部族的な世界に大きな憧れを抱いた。そしてその失われた社会が、電子メディアが世界規模に拡がって人間同士を関与させる事で、物理的な村よりもっと大きなスケールで新しい共同体ができ、それが逆に村(メディアビレッジ)のような小さなスケールで感じられるというイメージを描いた。2018/06/28
Kaname Funakoshi
1
マクルーハンは概要はよく耳にするし、マクルーハンを前提に議論されることが多いのだけど、僕は原典を読んだことがなかったので他人事のように聞いていた。そのマクルーハンの解説書。確かにメディアに対する現代の捉え方から見て違和感がない説を唱えていたらしい(全てに違和感がないわけではない)。かといって、現代社会をマクルーハンが作ったかというと、それはちょっと言い過ぎなのではないかとも感じる2021/04/20
Makoto61
1
マクルーハンをこの本を読むまで、恥ずかしながら知らなかった。この本を読んでみてもっとマクルーハンについて興味が湧いてきた。最後に付いている100の言葉だけでも非常におもしろい。活字から電子メディアへの移行は単なる置き換えで無いことを50年以上も前に見抜いていたことが驚き。新しいテクノロジーは常に過去のものの置き換えではなく、新たな環境であり、古いテクノロジーとなってようやく理解できるようになるというのは本当にそうだと思う。まさにコンピュータの理解はスマホになってようやくできるようになったと思う。2019/12/10
地を這う円盤
0
マクルーハンの概要書。マクルーハンといえば、メディアはメッセージとかマッサージとか、格言が先立っていて当人はいざと常々思っていた。原書は良くわからないし、手に入りづらいが、レコードまでも出しているマクルーハン。ふれてみたいと思っていた。元々は英文学者であった当人が、様々な格言を巧みに操ることにより、時代の寵児となり、そこから現代に通じるネット文化が育まれてきたということだ。2022/06/21
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