クイーンズコミックスDIGITAL<br> 白いサテンのリボン 読み切り傑作選 2

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クイーンズコミックスDIGITAL
白いサテンのリボン 読み切り傑作選 2

  • 著者名:岩館真理子【著者】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 集英社(2018/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784088641669

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内容説明

離婚した父と母、それぞれに引き取られ育てられた藤子と波子。ひとつずつ大人に近づくほど欲しくなる、おばあちゃんの白いリボンのドレス。それは、愛が満たされることの証明……。表題作ほか3編の、それぞれの愛のかたち。じっくりと岩館ワールドを!! 【同時収録】アイリスの小鉢/天使の耳朶/花咲く森の乙女

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リッツ

27
再読。繊細な砂糖菓子に差し込まれるナイフ、やさしい眼差しと残酷な台詞、舌の上に苦みを残し、サラサラと思い出をこぼしながら時間は流れる。胸に残る痛みは陶酔感を伴い暫しぼんやりとしてしまう、すごいな~、大好きな一冊です。2019/02/16

小鈴

12
アリスにお願い、白いサテンのリボン、キララのキを岩館真理子の心理ミステリー三部作と勝手に命名している。どの作品も「少女」の残酷さをテーマにしているんだけど、今振り替えると、この「少女」にしかない残酷さという表現は80~90年に存在し、消えたものだ。少女心理ミステリーの大御所大島弓子、岩館真理子以降は「分かりにくい少女」は消えた。少女の残酷さとは意図したものではない結果(無意識で意図していたのかもという煩悶)、その残酷さによって少女である資格を失う。大人になる。白いサテンのリボンは分かりやすい。 2018/10/01

みのにゃー

3
処分前の再読。少女誌からヤングユーに移り、描きたいことをのびのび描いてる印象。ミステリーテイスト。2018/03/09

猫大福

1
点と点が線で繋がり、虚と実が入り混じり…そして暗転。心の底がひんやり冷たくなるような短編集。2019/09/22

水蓮

0
再読。2009/04/26

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