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内容説明
日本書紀』が封印した歴史の「真実」が明らかに!! 古代史は謎だらけだといわれる。なぜか――。その理由はじつははっきりしている。壮大に仕掛けられた古代史の「罠」=『日本書紀』に誰もがとらわれているからである。正史とされる『日本書紀』は八世紀に実権を握った藤原氏が編纂を手がけたため、藤原氏に都合よく書かれた歴史書だ。そのために、多くの疑問、矛盾、齟齬が『日本書紀』には散見される。本書ではこの罠を解くカギとして、12 の古代文書を用意した。それらの文書と『日本書紀』を比較していくと……。古代史研究の異端児・関裕二が総力をもって披露する「集大成」としての本書に読者は一読驚嘆することだろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
16
関の語り部 炸裂 古事記・万葉集は呪いの書だった2019/03/16
tsubomi
7
2018.07.17-08.11:古代日本の正史とされる『日本書紀』。これに書いてあることが正しいと考えられてきましたが、幕末の歴史でもわかるとおり、“勝てば官軍”の論理で書かれていないのか?要するに、国の正史というのは勝者の側から見た一方的な価値観の押しつけなのではないか?と問いかけながら同時代もしくは『日本書紀』以後に書かれた様々な書物から“敗者の視点での歴史”と実際に何があったのか?を紐解いていく仕組み。歴史書だけではなく物語なども登場して興味深いです。そして思ったこと。藤原氏、恐るべし。2018/08/11
ごいんきょ
6
蘇我氏の復権だなあ。 藤原はやっぱり悪だ!2018/06/06
tet
0
相変わらず面白く、一気読みした。2020/01/30
inaryoXD11
0
いつもの著者の主張が繰り返された本。これまでのまとめの一部と言ってもいい。 いかに『日本書紀』が藤原不比等の主張が盛り込まれた「嘘」の正史であり、それを多くの人々が命がけで暴こうとしていたかがわかる… という主張。 最後にそうまとめられているが、その直前に、聖徳太子と天武天皇の関係にさらっと触れられている。次はこれを読めということか。2019/12/24
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