内容説明
商談、トラブル対処、賃上げ、家事の分担……これもすべて交渉。主張を押し付けられたり、譲歩したりしていませんか? 相手の「ノー」に耳を傾け、最後の「イエス」を引き出すこの方法を使えば、協力関係が深まり、最高の結果が得られます。全米ベストセラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
90
「人は合理的ではなく、感情で動く。だから交渉は“心理の設計”である。」というのが本書の本質。交渉を一気に動かす“未知の重要情報(=相手の背景・恐れ・制約・隠れた利害など)”の1つに「ブラックスワン(Black Swan)」なるものがあって、これは「ミラーリング」「ラベリング」「校正質問」というテクで見つけることが可能らしい。2026/08/21
ばんだねいっぺい
29
すばらしい本だと感じた。仕事をしていると交渉術は、必須だ。上手く行っている上司の観察結果と内容に合致していたところがあった。あとは、自分のタイプにあわせて、ブラックスワンを念頭におきながら、ゆっくりじっくりやりたい。2023/02/16
エリナ松岡
13
テロリストとの交渉を含む、珍奇な交渉における成功・失敗例がまぶしてあり、飽きさせず読ませる作りになっています。本書の唱える交渉術の数々がビジネス、しかも日本国内ですべて受け入れられるかはやや怪しいと感じる反面、それらの根底にある考え方自体は説得力があり、大いに参考になりました。▼『ハーバード流交渉術』が本書中で何度も引き合いに出されますが、僕個人としては本書がそれを凌駕する、というよりは補完する、と捉えています。『ハーバード流交渉術』は今でも有効な交渉術の基礎が詰まった良書かと思います。2018/09/22
RED FOX
10
「私が中心ではいけない。こちらではなく相手の視点から説得する必要がある。けれど、どうやって?」滅茶苦茶な誘拐犯やテロリストとの会話が怖い。主導権を持ってると思わせつつ有利に着地するトークが意外。2026/07/18
hatman
10
FBIの人質交渉人が「人生は交渉である」をテーマに記した著。面白い。誘拐犯を悪と切り捨てず、ビジネスマンとして捉え、「自分が主体」と思わせることで交渉を進める。 低い落ち着いた声(ノンバーバルが重要)で、ミラーリングで相手に話させ、ラベリングで相手に共感を寄せ、要約で「その通り」や「ノー」を引き出し、「何故」を使わず「どうしたら」「どうやって」の自由回答質問で間接的にノーを言い、相手に主導権があるように見せつつ相手に決めさせる。最後は交渉の決定的要素になるブラックスワン(隠れた情報)を探し出す。2022/05/06
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