朝日選書<br> パンツが見える。 羞恥心の現代史

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朝日選書
パンツが見える。 羞恥心の現代史

  • 著者名:井上章一【著者】
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 朝日新聞出版(2018/06発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022598004

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内容説明

人がパンチラを喜ぶようになったのは、たかだか50年前のこと。パンツをはいていない女店員が、陰部を見られるのを恥じて墜落死したという「白木屋ズロース伝説」は眉唾だ……。「パンツ」をめぐる感性の興亡をたどる、思索の結実。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

96
この手のタイトル、内容の本は真面目に書いていればいるほど際立つものがありいい感じになる。2016/10/21

イノ

24
パンツからみる羞恥心の現代史。これが学問になるのかと驚き?! スキャンティがスキャンダルパンティと騒がれたことが下着史の常識とか お前は何を言っているんだ。   1930年代まではそもそもパンツとか履いていない、 トイレも男女同じ所で背中合わせにしてたってのが何より驚き! 履いてないから陰毛がいっぱい落ちてたとか ズロースは履き心地が悪いから嫌だとか カラーパンツはゴルフの景品とか驚くところがいっぱいあった。  割と面白かった。2016/09/16

シルク

19
これは、非常に面白かった記憶がある本。ぶわー、と、知識やら何やらがこれでもかこれでもかと、投げかけられてくる感じで、しばらく静かにして頭を落ち着かせてから感想を書こう……と思っていた。そしたら間を置きすぎた。大分忘れてしもた(笑) そんな訳だからしばらくしたらまた、読もう。まあ何かって言いますと、日本の歴史のなかで、女性がパンツを当たり前に履くようになるまでを辿ったもの。パンツに関しては有名な話があって、「かの有名なデパート火事の際、着物の裾がまくれ上がって陰部が野次馬に丸見えになる! と、飛び降りる→2018/08/22

梅ちゃん

16
先日のテレビ番組『久米書店』にゲスト出演した『京都ぎらい』の著者井上章一さんの本。その時にこういう本も書いていると紹介されていました。パンツを履いているので陰部が見えるわけではないのに、そのたかだかパンツを見てなぜ男はドキリとするのかという発言に共感し、読んみました。女性のパンツについてこれだけ一生懸命語れるんやなぁと感心しました。でもお腹いっぱい感でなかなか読み終わらなかった。2016/07/09

ふぇるけん

12
この股間を隠す布切れ一枚に対する著者の熱い思いが伝わってきた。それは良いのだけど、ちょっとボリュームが多すぎ。もう少しコンパクトにまとめて欲しかった。下着の話だからしょうがないのだけど、『話をズロースに戻す。』って戻すのかよ!とか読みながら突っ込んでしまった。下着に関してはつい100年ぐらいまではずいぶんとおおらかな時代だったんだなぁ。2016/06/09

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