権力の「背信」 「森友・加計学園問題」スクープの現場

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

権力の「背信」 「森友・加計学園問題」スクープの現場

  • ISBN:9784023316867

ファイル: /

内容説明

8億円値引きの不可解な契約が明るみに出た「森友学園」の国有地売却問題。「総理のご意向」と記された文書が見つかった「加計学園」の獣医学部新設問題。一連の問題を追及してきた「朝日新聞」の取材記録を書籍化。疑惑の核心に迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

128
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。朝日新聞の主張がが正しいかどうかは解りませんが、与党の政治家が朝日新聞を嫌っているのが、良く解りました。私は朝日新聞を購読していますが、提言等があります。【朝日新聞への提言】購読料を0円とし、日本一の発行部数を目指して下さい。【朝日新聞への苦言】・巨人を無視することを止めて下さい。・夏以外の季節で夏の甲子園の高校野球に紙面を割くのを止めて下さい。2018/07/21

サトシ@朝練ファイト

22
ロッキード事件が今だに語り継がれるのは、金の流れを丹念に報道してきたから。例えば獣医学部新設で税金がいくら投入され、自民党の某議員の弟が経営する建設会社が工事を請け負ったとか、(それから某派閥に政治資金名目でいくらいくらお金が渡ったとか)そんなお金の流れが明確になると事件の本質が分かりやすいと思うのだけれどね。2018/09/30

takeapple

13
朝日新聞の取材力にまず感服。色々批判されることに多い巨大マスコミだが、大きいから組織力でこれだけの調査報道ができるのだろう。そして事実と関係文集を丹念に読んで行くと、誰が嘘をついている、又は巧妙に真実の一部しか話していないかがわかってくる。この本の最後の部分にあるように、森友問題、加計学園問題に留まらず、政権がどう言う意図でどこを向いて政治をしているのか、主権者である我々国民がしっかり考えて行動していかないと、私たちの国は取り返しのつかない方向へ進んでしまうだろう。コロナ禍に揺れる今こそこの問題を見直すべ2020/08/15

imagine

8
数年後には関係者が検挙されるのか、未解決事件としてお蔵入りするのか。前者であることを望みたいが、いずれにせよ時系列と論点を整理しておくために読了。従来の未解決事件と比べてれば、真相はほぼ解明されつつある。首相周辺の対応が内閣支持率で左右されるようなので、私たち国民も記者さん達のように粘り強く疑問と向き合うことが大事なのかなと。レビューが少ないのはタイトルのせいでは…?2018/09/18

Akio Kudo

3
★★★★★ 総合点でよく出来ている。森友学園や加計学園グループのことを復習するには便利2019/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12894558
  • ご注意事項