内容説明
まるで天然の折り紙。庭先、道端から生まれる。ちいさな奇跡。
今までにない草花あそびを集めました。
草花を知り、楽しんでほしい。子どもに、大人に、あたらしい提案です。
Twitterやブログで注目を集めている気鋭の草花あそび作家による、まったくあたらしい草花あそびの作品集。
庭先や道端でよく見かける四季折々の草花をつかった39作品のつくり方をイラストや写真で丁寧に解説しています。
家の周りでよく見かける草花から、アッとおどろくような作品がつくれます。
季節によって素材が変われば、つくれる作品も変わるので、一年を通して楽しめます。
※表紙および冒頭プロローグの写真は、写真家・砺波周平氏の撮り下ろし。
■春
ロウバイの小鳥
イモカタバミの吊るし雛
カラスノエンドウの極楽鳥
ナガミヒナゲシの鼻眼鏡・スタンプ・クモ・ヘビ・花の鳥かご
ほか
■夏
シラカシのカブトムシ
クスノキのノコギリクワガタ
クズのオオミズアオ
オオバコのカエル
センダングサの蜂
ほか
■秋
フヨウのクモとクモの巣
イチョウのキチョウ
モミジのハッチョウトンボ
サクラの落ち葉でろうそく
ハナミズキハートのカード
ほか
■冬
スズカケノキのハリネズミ
スズカケノキのトナカイ
リュウノヒゲのネックレス・ブレスレット
ナンテンの鶴
ヤブツバキの女の子
ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
27
なんとも愛らしい表紙の写真と途中で紹介されている草の茎を編み込んで作る鳥籠に心惹かれて。モチーフとして配置したら面白いだろうなーと思って読みました。二次元から三次元への転換が大発見だったそう。が、何より気に入ったのは鈴懸の実で作るハリネズミ。ナニコレ可愛いんですけれど。これを作る為だけにこの本に呼ばれたといっても過言ではありません。葉っぱの扱いが難しかったら目は市販の目玉シールや爪楊枝のお尻を黒く塗ったでもいいと思うし、手足もフェルトで作れそう。しかし鈴懸の木を探すのが大変か。結構見かけている気がするけど2018/07/13
うー(今年も遅くなります)
24
葉っぱはただの葉っぱ。いつから何も感じなくなっていたんだろう。自由な目で見れなくなっていたんだろうか。こんなに身近な草花、葉っぱから簡単にライオンや妖精がうまれるんだ☆自然と遊ぶってしあわせ。2021/05/28
遠い日
11
昔ながらの草花遊びもいいけれど、こういう創作遊びも目新しくて、おもしろい。野はなくとも、公園や草むらで、見つけた草花で、作ってみることで植物に親しむこと。わたしの子どもの頃は、笹の葉のキャンデーや、笹舟、正式な名前を知らないが、数珠玉と呼ばれた艶のある実をつないだネックレスなど、定番でした。この本で紹介されている草花遊びは、なんとも洗練されて美しい。リュウノヒゲのペンダントトップやブレスレットなんて、すばらしい出来上がり。2018/08/10
ぬのさと@灯れ松明の火
3
かわいい。不器用だから、自分でやってみると失敗も多いです(^_^;)2018/09/16
Jimmy
1
紫陽花でカエル(だったかな)を作ったりのレシピ集。インスピレーションを働かせて、面白きことも無き世をおもしろく。2023/06/12