内容説明
介護力が確実にアップする現場のヒント集。そもそも老人とは何か? 介護とは何か? という原点の問いから始まる本書は、介護のカリスマが、現場で培ってきた経験をもとに生きた言葉で語る介護論の集大成。脳卒中、認知症、寝たきりなどの高齢者とどう接すればいいのか。介護される人も介護する人も満足できる介護とは何か? 介護の仕事に迷った時、悩んだ時にも読みたい一冊。
目次
1.そもそも老人介護とは何か
「離床運動」が介護の始まり
2.そもそも老人とは何か
「相性」をばかにしてはいけない
3.老人介護施設の見方
「1人夜勤」の問題点
4.力任せの介助よ、さようなら!
ふだんの生活に介助のヒント
5.そもそも認知症とは何か
便秘が呼ぶ「問題行動」
6.脳卒中片マヒの介護のヒント
「失認」ケアで介護者が注意すること
7.老人の入浴ケアのヒント
間違いだらけの入浴介助
8.老人を理解するためのヒント――『実用介護事典』から
「老い」は「生きる」と同じ
9.介護歳時記
2月 季節の変わり目と介護のポイント
7月 脱水症予防の奥の手
ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやもと
1
10年以上前の本ですが、三好春樹さんらしさが出ている内容でした。介護感はとても好きですし、共感できます。この人の本をまた読みたいと思います。2018/02/18
いのちゃん
0
またメモが増えました!2017/03/25
Asuka Tada
0
私達は生活の専門職です。2013/02/20
マスオ
0
読売新聞連載をまとめたものです。先日の講演会では前書き部分を話されてました。2008/11/10
takahiro suzuki
0
医療知識を学ぶ事が多い。人としてを大事にしたい。大事にするのは難しいが。本人が大事にしている物を大事にしたい。2020/10/06