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内容説明
母は脳梗塞、父は認知症、夫は心筋梗塞、そして子育て……。多重介護をたった一人で背負った著者が見た、家族の本音。認知症の老親介護をする家族が、崩壊していく現実の中で、家とは、親子・兄弟の絆とは何かを問いかける。老親の介護以上につらい家族の軋轢を赤裸々につづった体験記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れんこ
13
脳梗塞で倒れた母親とアルツハイマー型認知症から暴言・暴力の症状が出た父親を介護した体験談。介護そのものも大変だと思うけれど、それ以上に血縁のストレスが想像以上にきつく、読んでいて辛かった。2019/05/19
bakumugi
13
読んでいてキツいなーと思う人生の場面多々あり。家族介護だとお互いに甘えがあり、それが直お互いへの憎悪なりがちなのだ。介護される高齢者も一番近くの介護者に容赦なく、たまに顔と口だけ出す縁者にいい顔するのもいろんな関係性を壊す。。家族の介護は一歩距離を置いたところで見守るのが一番理想だが、結局金だ。。家族への愛という美談に頼った介護は破たんする。近い将来の覚悟として大変興味深く読了した。2016/04/29
バニラ風味
11
図書館の介護コーナーで発見し、借りてみました。自分の近親者が年を取り、介護が必要になつた時、誰が、どう対応するか。それをめぐって、兄弟姉妹の考え方の違いや思惑があり、それが対立した時、「絶縁」。多分、どこでもあるのでしょう。私の場合も、この著者ほど大変ではないけれど、なぜ次男夫婦の私たちだけが、介護する事になるの?と、やるせない思いです。みな、自分の今の生活を、そのまま守りたいから、介護者になるのは嫌です。でも、今、介護保険サービスは充実しています。上手に利用・活用していきたいと思いました。2014/08/07
抹茶モナカ
9
母親が脳梗塞で倒れてから、その段取りで、割と兄弟ともめたので、介護の本を物色していて、タイトルからKindleでダウンロードした。そんなに兄弟ともめて大変という話はなく、父親の認知度介護の話がメインだった。2022/11/26
カナリア
8
親がボケはじめたと思い、同僚に相談したら「この本いいわよ!」と貸してもらいました。年上だから、ちゃんとしているって思っちゃだめだな~。。。知識が高くても、思い込み、妄想、暴力で家族がバラバラになってしまうこともあるってわかりました。2015/06/14
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