SPA!BOOKS<br> 猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言

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猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言

  • 著者名:猫組長/西原理恵子
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 扶桑社(2018/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594080013

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内容説明

若くして日本最大の暴力団・山口組に身を投じ、経済ヤクザとして台頭。直系組織の最高幹部にまで登りつめた猫組長の主戦場は、海外だった。
国際金融、マネーロンダリング、麻薬ビジネス、果ては人身売買までーー海を渡った猫組長が見た世界では、想像を絶する額の札束が飛び交い、富豪たちは贅の限りを尽くし、ワールドクラスの詐欺師たちは幾重の策を練る。およそ新聞やテレビでは報じられないこの世界の真実が本書には赤裸々に収められており、その残酷さ、生々しさ、滑稽さはあなたの想像をはるかに超えるはずだ。
週刊SPA! 誌上で始まった「ネコノミクス宣言」を大幅に加筆・修正、連載開始から2年の時を経て単行本として出版されることとなった渾身の意欲作。相方を務める漫画家・西原理恵子氏による描きおろし漫画も収録、300ページ近いボリュームでお届けする。

~内容について~

目次より一部抜粋

西原理恵子描きおろし漫画「猫組長と私」&特別対談

第一章 暴力団と国際金融

・ 一握りの超富裕層だけに許される“人道支援ファンド”の仰天中身
・ 五菱会事件の端緒になったSWIFT情報戦争
・ チューリッヒ空港で目撃した巨額資金の洗浄現場
・ 仮想通貨バブルが暴力団にもたらした破壊的な革命

第二章 【実録マネーロンダリング】

・ アメリカ政府が無効にした`92年製100ドル紙幣の闇
・ 香港HSBCも陥落!? マネーロンダリングの最新事情
・ 仮想通貨の地下経済的な利用価値
・ タイ国境に実在する偽札を洗う「マネロンハウス」
・ 東京国税庁が完敗したAmazonとの租税闘争

第三章 大物詐欺師たちの素顔

・ 紙切れ1枚で外資系航空会社を支配した大物詐欺師・フジタ
・ 「水とダイヤの逆説」を唱えたジョン・ローの天才的発想
・ 土地をネタに巨額資金を詐取! 老人地面師グループの錬金術
・ 気付けば泥沼? 「419詐欺」の巧妙すぎる手口


第四章 地下社会を牛耳る愉快な面々

・ 源頼朝が起源? 指詰めの意義と対価と礼儀作法
・ ラオスのリゾートで会った金正男との忘れがたき政治談議
・ 暴力団同士が激突する地上げ屋vs占有屋の攻防戦
・ 詐欺師が詐欺師を呼ぶ「山下トレジャーハンター」の実態
・ 中央銀行総裁室で会った伝説の老婆、ミセスメリー

第五章 麻薬ビジネスと世界のマフィア

・ アジア最大の覚醒剤工場を作った日本人の正体
・ 日本市場を荒らす北朝鮮製の覚醒剤スキーム
・ 北海道のケシ畑を発見したヤクザのアヘン生成物語
・ 世界のマフィアがパリに本拠地を置く本当の理由

第六章 人身売買シンジケートの闇

・ 世界から富裕層が殺到する臓器ビジネスの闇
・ 政府、国連も掃討できない人身売買シンジケート
・ 日本人も利用? インドの「腎臓村」滞在記
・ 処女オークションも横行するインドの売春マーケット
・ ゴミ箱から臓器のない死体が……フランスが抱える闇

第七章 オイルマネーと暴力団

・ 武器や麻薬並みに儲かる! ヤクザと石油の蜜月関係
・ テロリストの資金源にもなる原油ビジネス最前線
・ ブルネイ王族を訊ねて判明した二大地下組織のバッティング
・ 暴力団がペトロダラーを掴めた日本商社の石油取引事情

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hnzwd

29
元経済ヤクザの組長が書くコラム集。マネーロンダリングの話は興味深い。非常に読みやすくて、仕事出来る人は説明上手いんだよな、、と、改めて感じてしまいました。2019/01/19

Syo

22
なんじゃこりゃ。 いつものように 毎回、西原理恵子の マンガが入るのかと思ったら 最初だけ。 マネーロンダリングの話なら 辛坊治郎さんに聞くし。2018/12/30

緋莢

18
『SPA!』連載をまとめた本。雑誌では猫組長の文章と西原理恵子の漫画がセットになってるようですが、この本では、冒頭に西原理恵子が猫組長を知ったきっかけと仕事を始めた頃の漫画と、二人の対談が収録されているだけなのに、タイトルに西原理恵子と入っているのは、詐欺のような…西原理恵子が嫌いな人にはいいかもしれませんが(この読書メーターで、某将棋棋士の本の帯を西原理恵子が書いていることについて、高須克弥の彼女だからという理由で噛みついてる人が いたくらいですし)(続く2023/10/18

コニコ@共楽

15
「ちょっとヤバイ本、読む?」と知り合いが貸してくれたのがこの本です。見ると、表紙はカラヴァッジョによる、寝首をかくユディットの絵が描かれて、なんだか確かにヤバそう。西原さんのマンガが冒頭で炸裂したのは数ページで、後は、頭脳を武器に世界進出した今時の元ヤクザの回顧録。世界がどんなに強欲で、残酷かを飾りのない言葉で書かれています。信じる信じないは置いといて、闇の世界は、限りなくリアルに感じられました。2020/06/01

おおたん

13
自分の知識と倫理観、そして今の環境に感謝ができる一冊。知らない方がいいこともありますが、知ることで「何か」次なるアクションの時に役に立つと思って読みました。まさに、教科書からは学ぶことができない経済学でした。◆経済を動かしているのは巨大な欲望◆仮想通貨の発祥◆現金=匿名性◆金=秘匿性、匿名性◆詐欺師は人柄で騙し、事件師はネタで騙す◆人を惹きつけろ、喋りすぎるな、良い聞き手となれ、身なりに気を配れ、絶えず威厳を保て◆三大詐欺ネタ→、石油、ダイヤモンド、金◆フィリピン◆需要あるところに供給あり2024/11/04

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