内容説明
機関争訟は全て「法律上の争訟」ではないと本当に言えるのか。訴訟法と組織法にまたがるこの問題の構造につき,該当性否定の論拠の基礎とされる,ドイツ公法学における国家法人説に議論の淵源を探りつつ,学説の展開を詳細に整理し分析を加える。
目次
序 章
第1節 本書の目的
第2節 問題の状況
第3節 本書の構成
第1章 問題の抽出
第1節 概念の整理
第2節 判例の分析
第3節 学説の分析
第4節 小 括
第2章 国家法人説の再検討
第1節 問題の整理
第2節 国家法人格と不浸透性ドグマ
第3節 国家法人格の展開──H・J・ヴォルフ
第4節 国家法人格の相対化
第5節 国家法人格の否定?
第6節 小 括
第3章 機関争訟論の展開
第1節 議論の概観
第2節 権利不要型
第3節 利益承認型
第4節 利益不要型
第5節 小 括
終 章
第1節 要 約
第2節 展 望
第3節 展 開
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