一生ものの木の家具と器 - 東海・北陸の木工家25人の工房から ―名古屋・岐阜

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紙書籍版価格 ¥1,980
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一生ものの木の家具と器 - 東海・北陸の木工家25人の工房から ―名古屋・岐阜

  • 著者名:西川栄明
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 誠文堂新光社(2018/06発売)
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  • ISBN:9784416613726

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内容説明

若手からベテランまで、オリジナリティのある人(自分のスタイルを持っている人)を幅広く選んだ。木地づくりから仕上げまで、すべて一人で手掛ける人。例えば、伝統工芸系では、新しい感覚を加味した作品づくりをしている方。漆関係では、塗りだけの塗師は掲載していない。

1)家具系
荒木寛二(富山県):拭き漆仕上げの座卓などの家具、小箱など。「日本伝統工芸展」入選常連のベテラン作家。井崎正治(愛知県):使いやすく比較的リーズナブルな家具。女性に人気の木彫も。石井学(岐阜県):スギやカラマツなど地元材を使った洗練されたデザインの家具。甲斐晋(金沢市):スタイリッシュな現代的な家具や椅子。久保田堅(岐阜県):ヨーロッパの農民が昔から作っていたペザント・アートの日本の第一人者。須賀忍(三重県):正統派の木工家具作家。重厚で存在感のある家具を制作。下尾和彦・さおり(富山県):夫婦でデザインセンスのいい家具や小物を制作。最近、茶道の立礼用の家具が評判。深見昌記(名古屋市):鉄と木を組み合わせた家具や椅子。厨子なども制作。藤井慎介(静岡県):ユニークな造形で座りやすい椅子。刳り物の器。国展などの公募展での受賞多数。山本伸二(三重県):彫刻的で重厚感のあるオブジェのような椅子が有名。元々は唐木細工職人。

2)漆系(木地から手掛ける)
角間泰憲(金沢市):1984年生まれの新進気鋭の木漆工芸家。「日本伝統工芸展」新人賞受賞。高田晴之(石川県輪島市):器や椀の木地師だが、自らも漆を塗って作品に仕上げる。名古路英介(名古屋市):センスのよい挽き物の器、皿、椀。西端良雄(石川県輪島市):元々は木地師だが、オリジナリティのある漆の器などを制作。藤野征一郎(石川県):気鋭の木漆工芸家。オブジェのような作品も作る。山田真子(石川県):山中の若手木地師だが、柔らかい感性から作る椀などの作品が評判。泉健太郎(新潟市):卵殻箱、ペザント・アート系の木彫など、自分のスタイルを持つ、今売り出し中の木工作家

3)クラフト系
川合優(岐阜県):杉箱、正倉院御物からヒントを得た干菓子盆など。河村寿昌(岐阜県):200種類もの木材を所有。それらをロクロで挽いた小箱など。中矢嘉貴(静岡県):サクラなどの生木を旋盤で削り出したランプシェードが評判。松本寛司(愛知県):仏師の経験を生かし、器やカトラリーを彫る。脚付きカッティングボードが人気。

4)その他
田中孝明(富山県):井波の木彫刻師。伝統を受け継ぎながら、カトラリーや現代的な木彫作品を作る。大西達朗(愛知県):19世紀ギターなどを制作。音がよいと評判。馬場世司博(愛知県):「オートマタ」という仕掛け付きの木のおもちゃを、風刺のきいたテーマで制作。

目次

家具、木彫、設計、絵画など幅広い分野で活躍しながら若手の育成にも力を注ぐ、この道50年の木工作家ー井崎正治
彫刻的な椅子。現代的な刳り物。美しい造形に挑戦し続ける木漆工芸家・椅子作家ー藤井慎介
民藝やシェーカーなどの要素を取り込み、自分の感性というフィルターを通して独創性に富んだ作品を生み出す木工藝家ー深見昌記
彫刻の力強さと繊細さの妙を表現しながら、素朴さの残る“農民家具”を作り出すペザント・アートの第一人者ー久保田堅
和的な感覚を取り入れて、スタイリッシュな家具や道具を現代の暮らしの中に提案する木工作家・デザイナー夫婦ー下尾和彦・さおり
骨太で繊細な家具を、誠実に作り続ける正統派木工作家ー須賀忍
力強さと軽やかさを巧みに融合。和の暮らしに合った品格のある家具づくりを心掛ける木工家ー荒木寛二
身近な山の木を、デザインと強度のバランスを考えながらセンスよく仕立て上げる木工作家ー石井学
目指すは、置いてあるだけで心が豊かになるような家具。「工芸の町金沢」に暮らす家具作家・デザイナーー甲斐晋
唐木指物から彫刻のような大きな家具まで創り出す、独特の個性を持つ木工作家ー山本伸二 ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

もくたつ(目標達成)

7
じっくり読了。美しい木の器や椅子だった。卵の殻で作った箱がよかった。2017/09/06

my

1
日本の国土の四分の三が森林で出来ている。そんな事実にもかかわらず、私たちの身の回りにはあまりにも木材が少ないような気がしています。世界中の資源を切り貼りして出来ている社会に生きているような気がするのです。一方で、日本の木工職人は自分たちが満足するものを、自分たちの手で温かく作っている。木とともに穏やかに生きる彼らの生き方は、制作物にも現れている気がします。もっともっと、木とともにある生活が当たり前になり、彼らこそがパイオニアになる時代が来る気がしています。2017/03/04

kei

0
☆☆☆☆2013/11/14

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