ブラック鉄道史

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ブラック鉄道史

  • 著者名:小川裕夫
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 文友舎(2018/06発売)
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  • ISBN:9784821144174

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内容説明

日本の大動脈として、全国津々浦々に張り巡らされた鉄道網。日本の近代化とともに発達し、今や世界に輸出されるこの鉄道の知られざる歴史を紐解くのが本書です。消費税と鉄道、選挙と鉄道、皇室と鉄道などなど、一般の鉄道本ではなかなか扱われないエピソードをふんだんに盛り込み、普段スポットライトが当たらない暗部を掘り起していきます。また、”堅い”トピックばかりでなく、タモリと鉄道、甲子園と鉄道など、今までにない切り口から鉄道の歴史を紐解く記事も多数収録しております。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

更紗蝦

13
タイトルから、てっきり鉄道に関する怖い話や労働環境のブラックさを書いた本かと思ったのですが、鉄道の普及に伴う近代日本の変遷を見ていくという感じの本でした。経済の発展や技術の進歩などの話ももちろんありますが、「放っておけば忘れられてしまう話」=「日本にとって不名誉な話」が多く、トリビア的な面白さだけでなく記録性も重視していることが伺えます。鉄道の歴史を通して「権力による国民の統制」がうっすら見えてきます。かつて国鉄が「原子力機関車」を大真面目に構想していたという話は、ちびっこ向けのSFみたいでビックリです。2016/07/06

suzuki

2
タイトルは歴史の裏側の暗黒面的なものを想像させるが、そんなことはなく、読んでみると至極まっとうな、中級者向けの鉄道史よもやま話なコラム集。鉄道についての基礎知識がないと楽しさ半減だが、あれば楽しい。鉄道の歴史に思いをはせつつ、本書でも語られる鉄道の未来について妄想が膨らむ。2019/09/13

kenwatan

2
タイトルからみて 重苦しいものかと おもっていたけど 全然 ちがっていた。 まっとうな 鉄道豆知識。 ありがたい情報、初めて知る情報 多かった。2016/09/12

joyfuton

2
鉄道史に関する小ネタをまとめた本。ただし、ブラックな話は全く無かった。明治時代に鉄道事業を起こした実業家たちの話や、地方鉄道の苦しさなど、いろんな観点から語られていて面白かった。ただし、話題がコロコロ飛んで行くのでついていくのが大変。2016/05/01

vladimir-kyoto

0
想像とは違い、ブラックじゃなかった。裏面史が面白かったけど。2019/01/17

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