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内容説明
「トイレ掃除」と聞くと、「汚い」「できればやりたくない仕事」「他人の汚物を見るなんてとんでもない」……そんなイメージを抱く人が多いことでしょう。著書はそんな「トイレ掃除」を天職と思い、「専業トイレ掃除業者」として、15年以上も活動しています。著者は、15もの職を経験した後、「トイレ掃除」が最も自分が打ち込むことのできる、やりがいのある仕事だと悟りました。そして、トイレ掃除には人間社会のさまざまな局面が凝縮されていると気づいたそうです。「トイレは人の心を写す鏡のようなもの」と著者はいいます。聖人君子であろうと、絶世の美女であろうと、トイレに行かない人はいません。人間の営みに不可欠な存在であるトイレを大切にすることは、ビジネスや人生を向上させる効果があると著者は説明しています。年間3000以上のトイレを自ら磨いている著者だからわかる、誰にでもすぐできるのに、みんながやらない成功のコツがわかる本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
50
トイレ掃除に特化した会社。少し古い考えではありますが、学べます。考えるより先に、まず磨こう。以下メモ。トイレ掃除を始めてから人生に怖いものがなくなった。公衆トイレの武者修行ボランティア。家庭にも小便器を、ってもう座ってやりましょうよ。便器はスチールタワシで磨かない、傷つけばそこに菌がつまりさらに汚くなる。水を使わないトイレもあるが、掃除しなければ結局汚れている。2022/10/27
のり
7
再読。トイレは人の心を映す鏡。社長が率先してトイレ掃除をする会社は、活気があって勢いを感じる。トイレの清潔度は、企業やお店の経営状態のバロメーター。毎日の歯磨きならぬ、トイレ磨きをきちんとやる。1度プロにトイレをピカピカにしてもらい、手順や専用用具も教えてもらいたいと思いました。自社製の電動ポリッシャーと電動グラインダーを使ってみたいです。読んだあと無性にトイレ掃除をしたくなりました。2016/03/20
のり
6
トイレの清潔度は経営状態のバロメーター。トイレ掃除への熱意を知り、読んだ後にトイレ掃除をしました。毎日はしていなかったので、少しでも手をかけて磨いていきたいです。経営者として人を採用するときの慎重さも参考になりました。「採用の失敗は組織の将来に大きな影を落とす」「経営者は社員のやる気を引き出すのが仕事」「その言葉が何度も繰り返し口に出されるとき、それが実現する方向へ動き始める」2014/02/15
ヒロタカ。
3
図書館で見つけて気になって読んでみた。著者がいろいろな仕事に転職したあとトイレ掃除という仕事をすることになってトイレ掃除の大切さについて説明している。「トイレは人間の生活を完結する場所である。」という言葉には納得できた。時代が変わってもトイレを利用するということは大きく変わらないと思った。読んでいて自分の感覚と合わない部分はあったが、トイレをきれいにすることは意識していこうと思った。
ひろきんぐ
3
トイレ掃除の大切さを問い、 また実践としても 力を入れている。2017/07/17




