うちのOCD(強迫性障害/強迫症)

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¥1,320
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うちのOCD(強迫性障害/強迫症)

  • 著者名:しらみずさだこ/佐々毅
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 星和書店(2018/06発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784791109142

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内容説明

本書は、強迫性障害(OCD)を持つ夫とその妻(著者)との日常生活を描いたコミックエッセイである。
何回確認してもすぐ不安になり、そのため行動に時間がかかり疲労も強まるのが特徴のOCD。そのため外出することもつらくなり、生活に支障が出てくる。
長年の間、病気とも思わずにOCDに苦しめられていた夫の強迫行為に最初は巻き込まれていた妻が、OCDという病気の存在を知ることで、「人が悪いのではない、病気が悪い」と考えるようになる。そして治療を受けることになり、回復への道を歩み始める。
強迫性障害はどのようなものなのか? どのように回復していけるのか?この過程が実に克明にマンガで描写されている。読み出したらやめられない、本当に面白く、心に響く作品であり、この病気にまったく関係ない方が読まれても、笑いあり、涙ありのストーリーとなっている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YAKO

24
いきなりすみません💦 黒板に爪でキキーッていう不快音から逃れたい感覚に似ている不安の感覚、こんな感覚から逃れたくて強迫行為をするという、、、少し知ることができました。2019/04/22

くさてる

10
あらゆるものが不潔に思えて綺麗にしないと気が済まない、間違いや過ちをしてしまったのではと不安に襲われ、何度も確認してしまう、そんな行為全てが馬鹿げていると分かっているのに止められない病気。強迫性障害を患った夫とその生活と治療を妻の視点から描いたエッセイコミック。強迫性障害のリアルな苦しさが良く伝わってくる内容だけど、絵がコミカルなのと作者の個性のおかげか、暗い気分にはならずに読めました。この病の深刻さと病院につながり薬による治療を受けることの大切さが分かる本です。2015/12/23

こばまゆ

7
強迫性障害の体験コミック。強迫症が、どんなに不安が強くて、きついものかがわかる。主人公は周りに勧められてもメンタルクリニックや薬の治療を不安に思い、治療せず暗闇に迷い込む様子は四方八方塞がりになり夫婦でどんづまり。妻も、ついに夫のことは諦め離れて暮らさないと自分もやられると思うまでいくが、少し強引にでも他者が介入して(母)、クリニックにつながり薬物治療が始まり症状が緩和されていく様子がよくわかる。精神疾患の薬は副作用もあり嫌がる人も多いが、薬の加減や種類を調整をしつつ治療するのが有効だと私は思う2015/12/01

たらこ

4
当事者本。2016/01/18

うさっぴ

3
OCDって大変そう。アシカと結婚して、ずっと支えてきたこぶたさんがすごい。2015/12/26

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