内容説明
電車や職場で理不尽にキレる、ささいな一言に過剰反応する、「自分が正義」と思い込む…こんな大人が最近増えてきたと思いませんか?本書ではその怒りの裏に隠された歪んだ心理構造を徹底解明。人間関係で消耗しないための心の対処法と、他人から受けたマイナス感情をプラスのエネルギーに変換する生き方を紹介します。◎人をけなして優位に立とうとするのは劣等感の裏返し◎自分の非を認めず「あいつが悪い!」と責任転嫁する心理◎“しつこい怒り”は精神的に幼稚な証拠◎感情に振り回されない「心の品格」をもて※『あの人はなぜ、ささいなことで怒りだすのか』を改題、加筆した新書版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はじめさん
26
怒り。最近は沸点のピークは6秒だから、それをやり過ごせとか、アンガーマネジメントとか言われていますが、やっぱり人に対して怒ったり、募り募って怨みにまで変化してしまう世の中。私は適度に吐き出すというのが苦手で、キレ芸の如く全身逆鱗、バルカン半島の如く怒る烈士は自分に正直だなぁという印象でした。この本では、なんでも人のせいにして怒る人はその裏に自信のなさであるとか、そういった感情が潜んでいると指摘。/ 怒るのもいいけど、的外れの指摘、あんたが説教してスッキリしたいだけちゃあうんか…というケース多いよね。2018/07/14
毛利武良
6
☆☆☆ キレやすい人・逆ギレする人・加害者のくせに被害者ヅラする人の心理や要因が簡単にまとめられている。すぐ怒る人や理不尽な要求をする人に読ませたいが、そういう人は読まないんだろうな。世は理不尽なものだから、耐えて生きているだけで立派だと思おう。怒ることは大事だが、適切な時に正しく怒り、それを制御する訓練が必要だ。2021/06/26
M
5
些細な事で怒る人は、不安であり恐怖を抱いてるという事が書かれています。 怒りをぶつけられても、臆する事なく処理する。 損をして解決するという言葉も心に残りました。 依存的感情でない限り怒りを吐き出してはいけないのも分かりました。怒りを吐き出すと余計に憎しみが増すのは納得出来ます。2022/04/10
のし
5
相手をよく見て、しっかり対策が必要だと再確認しました。2020/11/29
まさえ
4
なんか後半は哲学的&宗教的なかんじというか、作者さんの考え方というか思想というか生き方というか、、、でも作者さんの考えがわかって興味深かったです。前半はわかりやすいし、”なるほど〜そういう人はそういうことだったのか”と思って(長年の疑問が解けた気分で)読みました。2018/06/16
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