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内容説明
小5の平太は絵を描くことが得意だが似顔絵で友達を傷つけ、もう絵を描かないと決めていた。ある日平太は祖父の古文書を見て江戸時代へタイムスリップしお篤と出会う。泥棒と疑われたお篤を救うために描いた人相書きが評判となるが、食べすぎたおいものせいでオナラをしたとたん、現代に戻ってしまう。その後も平太は、オナラを駆使して現在と過去を行き来、現代では学級新聞コンテスト、江戸時代ではかわら版の絵師に挑戦する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風香
6
主人公が現代と江戸時代を行き来しながら、様々な経験を経て成長する物語。現世に戻るのは主人公がオナラをしたタイミングである…。 江戸時代の暮らしぶりなども伝わってくる。色んな要素が詰まっているのに、混乱せずに楽しく読める。ラストもとても良かった。2019/10/08
がばいおばちゃん
2
小学生が江戸時代と現代を生き来するお話。おならをすると現代に戻れるので、イモ料理を食べたがる。主人公は絵を描くことに悩んでいたが、いろいろな経験で克服する。2021/01/04
たい
1
得意な絵を描くことをやめてしまった男の子の、ちょっと不思議なお話。エンディングはもっと先まで書いてほしかった気もするけど、楽しく読めました。2021/01/10
母パンダ
1
主人公の男の子が、江戸時代にタイムスリップ。オナラをすると帰ってくる。(覚書です)2020/10/12
芦屋和音
0
小5の平太は絵が得意。ある日、祖父の古文書から江戸時代にタイムスリップしてしまい……。現代と過去を行き来するうちに、「人を傷つけない絵」とは?を考え成長する主人公。確かな構成力と読みやすさ。面白いのに図書館であまり借りられてないのがもったいない。確かに「オナラ」は恥ずかしくて借りにくいか😅第58回講談社児童文学新人賞佳作。2022/02/18